特攻隊の青年たちの葛藤と焦燥を描いた映画「永遠の0」がヒット中だが、テレビ業界では、日夜戦場のごとく過酷な現場が繰り広げられている。中でも、人気タレントのブッキングに欠かせない「共演NGリスト」は、制作会社の存亡に関わる第一級の極秘資料である。独占入手したその最新内容をお届けしよう。
昨年の「あまちゃん」のブレイクで一躍、時の人となった能年玲奈(20)。一部では「処女説」も根強くささやかれるなど、清純派女優として熱愛スキャンダルはご法度なだけに、「モテ男」との共演はNGとなっている。中でも、放映中のドラマ「S──最後の警官──」(TBS系)に出演中の綾野剛(31)は、若手俳優の中でもプレイボーイとしてその名をとどろかせており、早くも“スキャンダル製造機”として危険視されているという。キャスティング会社スタッフがあきれ顔で話す。
「最近では成海璃子(21)と映画デートする姿を目撃されているほか、『あまちゃん』の足立ユイ役の橋本愛(18)と交際していたこともある。とにかく、すぐに若手女優に手を出す。しかも泥酔すると、これまで落とした女の自慢もするので、始末が悪い」
単なる評判だけではない。過去には、能年の先輩女優を狙った“前科”もあったという。
「ドラマ『空飛ぶ広報室』(TBS系)で共演した新垣結衣(25)にもアタックして玉砕したことが関係者に知られたのが、“共演NG”の決定打となった。新垣は能年と事務所が同じですから、情報は筒抜け。2人以外にも若手の女優が多く所属していることから、女グセが悪そうな俳優には神経をとがらせています」(前出・キャスティング会社スタッフ)
他にも松田翔太(28)や佐藤健(24)もリスト入りしているとか。ファンとしてはまだまだ男関係は「あまちゃん」のままでいてほしいと思うばかりだろう。
一方、今や「エロかわいい」とドラマ・CMに引っ張りだこの好感度女優が石原さとみ(27)である。ところが、人気俳優を夫に持つあの人妻女優が、「顔も見たくない」とオカンムリなのだとか。
ドラマ関係者が声を潜める。
「小栗旬(31)の妻・山田優(29)ですよ。実は、山田は夫の小栗旬と石原が『リッチマン、プアウーマンSP』(フジテレビ系)のロケで親密になったことに怒り心頭。名前も聞きたくないと周囲に漏らしている。もともと嫉妬深い山田ですが、結婚直前にニューヨーク・ロケでイチャイチャしていたという報道や、同じホテルに宿泊していた際、小栗が『ちょっとだけ俺の部屋で飲まない?』と石原の部屋に入ったエピソードがまことしやかにささやかれると、山田は小栗を追及。結局、事なきを得たが、山田の石原に対する逆恨みはいまだに収まっていません」
だが、その山田もまた、人気俳優から共演を拒否されているというから穏やかでない。山田の交遊関係をよく知る広告代理店関係者が明かす。
「実は、以前は飲み友達だった向井理(31)から、共演NGを突きつけられたといいます。よくモデルの西山茉希(28)と3人で、世田谷周辺の飲み屋をベロンベロンになるまで飲み歩いていた間柄。ところが、山田優と向井は仲がよすぎるので、周囲からは明らかに男女の仲に見えるほどだった。しかし、今や山田は人妻。向井も女優の国仲涼子(34)と結婚間近だそうで、変な噂が立たないように、周囲が用心しているんです」
噂が立ちやすい飲み方をしているほうが問題なような気がするが‥‥。
また、過去の恋愛関係が「共演NG」につながっているケースは少なくない。
「あまり知られていない話では、SMAPの木村拓哉(41)と的場浩司(44)は、犬猿の関係です。実は、的場が過去に工藤静香(43)と交際していて、それにキムタクが嫉妬しているというのです。的場は今やスイーツ好きとしてバラエティ番組にも多く出演していて、木村は彼の出ている番組を観ると、すかさずチャンネルを替えるほど。的場の出身校である帝京高校の名前が出ただけでも拒否反応を示すといいます。それだけ工藤静香にいちずなんですよ」
同じ理由で、元X JAPANのYOSHIKI(48)も“NGワード”だという。どうやらキムタクは、過去の異性関係にこだわるタイプのようだ。