昨年末のNHK紅白歌合戦にて落選の憂き目に遭った和田アキ子。これまでトリや司会を務めるなど紅白の“顔”を自任してきたゆえ、紅白に出場できないことが相当なショックだったことは疑いようがない。
そんな和田は翌年以降の復活について「私はもうないな」と完全否定するなど、意固地な態度を見せている。ダウンタウンの松本人志から「AKBとして出たらええねん」と振られたときも「そこまでして出たくない」と、紅白との決別を宣言していた。しかし舞台裏では、そんな言葉とは裏腹な動きを見せているというのだ。
「和田サイドでは今年末の紅白に復帰しようと、各方面に向けてさまざまな働きかけを行っているようです。あくまで歌手を本業とする和田ゆえ、歌手活動の最高峰である紅白出場がないままでは『好感度の低いおしゃべりなオバサン』というイメージしか残らず、それでは芸能人生が終わったも同然。4月に67歳の誕生日を迎えるも、まだまだ現役での活躍を目論んでいる和田は、紅白への復帰で健在をアピールしたいようです」(芸能関係者)
しかし紅白歌合戦への出演には世間からの大きな支持が不可欠だ。NHKや業界内に向けてあの手この手で働きかける前に、今最も必要なのは好感度を上げることのはず。そこに気づかずバラエティ番組でご意見番を気取っている限りは、紅白復帰は遠い道のりであり続けそうだ。
(浦山信一)