これまでも舌禍問題をたびたび起こし、ネット上を炎上させてきた和田アキ子が、今度は芸能界の裏事情を暴露し、波紋を呼んでいる。
問題となっているのは、1月29日に放送されたトーク番組「八方・陣内・方正の黄金列伝」(読売テレビ)での発言だ。和田は歌謡賞について自身が所属しているホリプロはクリーンだが、他の事務所は「昔はもう、リンゴ箱の下にさあ、札束があったりとかっていう噂だよ」と、裏金が動いていたとほのめかした。
芸能記者は「和田の発言に、名前を出された賞の関係者はカンカンです」と言う。
「『レコード大賞』と『日本歌謡大賞』の名を出して、袖の下を渡していると言ったんですよ。しかも、歌謡界では古株の和田が、です。それをカットせずに流した読売テレビにも非難が集まっています」
これだけではない。和田は紅白に落ちたことについても事実を受け入れられず、ホリプロ幹部から「大人になりなさい」と説得されたというが、「子どものまんまでいたい。こんな大人、嫌です」と反発。1月27日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)でも「去年は出していただくと全部でちょうど40回だった」「もうちょっと大人の対応をしてほしかった。やっぱり、持ちつ持たれつやったから」と、NHKへの不満を爆発させていた。
「和田としては、NHKの歌番組に“安いギャラで出てやって貢献してきたのに、裏切られた”と言いたいのでしょうが、今まで出してもらえただけでも御の字。NHKだって視聴者からの“出すなコール”には逆らえませんよ」(音楽関係者)
66歳にして“子供のまんまでいたい”のは勝手だが、一連の言動はあまりにもイタすぎるのではないだろうか。