能年玲奈あらため、のんの「創作あーちすと」兼女優の肩書きに新しいものが加わりそうだ。美大生と絵本作家だ。5月9日に行われたスペインのファッションブランドとのコラボイベントで、のん自らが明らかにした。5月15日までの限定イベントで、のんの直筆大型イラスト満載のスペースを楽しんだりできる。
「イベントの囲み会見で、のんは上機嫌。自身の描いたイラストに100点満点をつける大はしゃぎぶりだった。そこで飛び出したのが、新たな挑戦。幼稚園の頃から絵を描くのが好きだったのんは、今後やりたいこととして、美大進学をあげた。仕事が多忙だったために高校卒業時、美大挑戦をあきらめた経緯があり、本格的に取り組みたい考えを明かした。すでにオープンキャンパス見学も行っており、実現に向けて踏み出している」(芸能ライター)
美大進学で気になるのは、本業への影響だ。学業との2足のワラジは、ただでさえきつい。ましてやもう一つの夢として絵本制作をあげているのん。いくつ体があっても、足りそうにない。
「事務所とのトラブルで女優業は休業のまま。アニメ映画『この世界の片隅に』で声優として成功したが、今は広島や岩手など地域限定CMに出演したり、モデル仕事で細々稼いでいる。進学には入学金や授業料などのまとまった金がかかる。3月発売のムック本『創作あーちすとNON』の印税もたいして期待できそうにない。金はない、暇もない、あるのは肩書きだけ、なんてことも」(スポーツ紙記者)
いろんな分野に手を出したあげく、本業ともども、実を結ばない、という事態に陥らなければいいが。
(塩勢知央)