マツコ・デラックスがMCを務める人気バラエティ番組「マツコの知らない世界」(TBS系)のスタッフが、出演者から預かった貴重資料を紛失していたことが明らかになった。現在、同番組は公式サイトなどで資料の情報提供を呼びかけているという。
「番組側の発表によると、2016年10月18日に放送された新聞の号外を特集する回にて、専門家の小林宗之氏から借りた号外300点のうち、8点を紛失したとのことです。すでに昨年の時点で、警視庁赤坂署に紛失届を提出済だそうですが、現在に至るまで資料は発見されておらず、スタッフのずさんな管理体制に世間から批判が殺到しています」(テレビ誌記者)
同番組はこれまでも、虚偽の内容を放送されたとする男性が名誉毀損の裁判を起こしたり、掃除する前と後のキーボードを画面で並べた際に、掃除後のキーボードが別機種であることが指摘され「捏造疑惑」が持ち上がるなど、たびたび問題を起こしてきた。
これらの事態に特に激怒しているのは、MCを務めているマツコだという。
「マツコは4月18日に放送された情報番組『ビビット』(TBS系)にVTR出演した際、『マツコの知らない世界』を『ヤバいと思っている』と発言。その理由として『これでいいやって思ったらそれで終わりじゃない?』『そういう奴らに限ってサボるんだよね!』とスタッフに対して、激怒する一幕がありました。この頃には資料の紛失問題などが、マツコの耳にも伝わっていたはず。そのため番組の顔であるマツコが怒るのも無理はありません」(前出・テレビ誌記者)
この紛失問題が明らかになったことで今後、出演を躊躇する専門家が出てきてもおかしくはない。それどころか、スタッフに愛想を尽かしたマツコが降板という可能性もありそうだ。