秋本氏が興奮気味に解説する。
「薄暗がりの中、上半身何もきていない状態で、彼女の美しい胸が見えっぱなしになっていたので、驚いたのです。『え!? 脱いでいるの!?』と。そんなに大きくはありませんが、はかなげなバストで、物語にしっくりとハマっていましたね」
これぞ、不意打ちの場面であったのだ。
「明日出撃するかもしれない、ならば最後の逢瀬にしよう‥‥と、みずからも自決覚悟で、おけの水を体と顔にかける、気を引き締めるシーンです。真正面から数十秒間、カメラを見据える彼女の目は、異様な気迫に満ちていました。もしここで、胸が映らないように演じていたら、覚悟やスゴみが伝わらず、もの足りないシーンになっていたと思います」(前出・秋本氏)
満島のバストは小ぶりなもののツーンと上を向き、乳首も控えめなサイズ。色白な肌とのコントラストも美しく、水ごりのしぶきが鎖骨から乳房へと「ツツーッ」と伝い、乳首をなぞるように流れていく。さらには願をかける激しい水しぶきをはね返す乳房の弾力はまさに、熟れ頃の31歳の女性のそれだ。かつてのアイドル時代のイメージを払拭するには十分の、官能的な肢体は、ほんのりと青白く輝くのである。
まるで、これからのトエの運命を象徴するような「決意とはかなさ」を象徴するようなシーンでもあるのだ。
これまでバストカップも公表したことがないだけに、まさに“神秘のベール”が全て開放された瞬間でもある。暗がりで乳頭の色ははっきりと確認することはできないものの、ハリのある公称75センチの乳房の先端に位置する乳首に目が釘づけになること間違いなしだ。同時に、満島がこの作品の演技にかける強い思いが伝わってくるのである。