剛力彩芽が主演を務めるネットドラマ「フェイス-サイバー犯罪特捜班-」(Amazonプライム・ビデオ)の配信が7月11日に開始された。その剛力はこのところ“深夜枠の女王”として出演作が目白押し。4月期にも「女囚セブン」(テレビ東京系)で主演を務めたばかりだ。
「女囚役や奇抜な衣装を着るレンタル彼女といったクセのある役を演じたかと思えば、料理人や新米医師といった正統派の役もこなしており、演技の幅は広い。ただゴールデン帯のドラマで失敗続きだったことから“事務所のゴリ押し”というイメージから抜け出せていないのが実情です」(業界関係者)
今回のネットドラマも制作は剛力が所属するオスカープロモーションが担当。口の悪いネット民からは「もはやテレビ局が相手にしてくれないから自社制作でゴリ押しか」との悪口さえ飛ぶ有様だ。だが今回のネットドラマに剛力が起用されたのには、ちゃんとした理由があるという。
「彼女は気遣いができ、しかもストイックなので、スタッフからの評判が抜群にいい。事務所内には彼女を担当したいと名乗り出る社員もいるほどで、ドラマの撮影現場でも評判はピカイチ。そんな姿勢は業界でも評価されており、明石家さんまやビートたけしも彼女のファンだと公言するほど。オスカーが実験的に乗り出したネットドラマ制作でも、剛力なら文句ひとつ言わずに引き受けてくれるので、事務所としては実にありがたい存在でしょう」(前出・業界関係者)
演技力もあり、起用もしやすい、となれば、テレビの現場で重宝されるのも当然ということか。今月にはJリーグ選手との夜遊び報道も飛び出したが、そのお相手たちも剛力の人柄に惚れこんでいたのかもしれない。
(浦山信一)