このZ選手は、A子さんをいたく気に入ったらしく再三にわたって「早く部屋に行こう」とホテルのカードキーをちらつかせたというが、二次会の個室居酒屋での王様ゲームのかいむなしく、A子さんを含む女性陣はあたふたと帰宅の途についたという。
「他にも『王様の口の中に舌を入れる』といった罰ゲームや胸を揉ませるといった“行為”もあったそうで、こうしたZ選手の態度をして“ゲス合コン”と命名されたようです」(参加者の親族)
酒の勢いとはいえ、その代償は思わぬ形で波及していく。
球界関係者が明かす。
「この合コンの翌日には気楽に『また飲もう』とLINEしてきたX選手も、濱松さんのブログ暴露におののいて、慌ててLINEで謝罪。『名前を出さないでほしい』と泣きを入れてきたとか。しかし、実際に激怒していたのはセクハラ行為を受けていた当事者のA子さんで、『絶対に球団とZ選手に謝罪してほしい』と実力行使も辞さない構えだったといいます」
A子さんはまず、合コンの幹事を担ったマスコミ関係者が所属するB社に、代理人を通じて抗議。すると、B社から「和解金」が支払われた。その後、もう一人のマスコミ関係者が所属するC社にも、A子さんの関係者と思しき人物から接触があったという。
「『あなたの会社の人間が、合コンでセクハラ行為をして女性に迷惑をかけたようですが、それは、どうなのでしょうか。社会的な責任はないのでしょうか』といった内容のメールが届いたそうです。そこには、合コンに参加した人間しか知らないようなセクハラの内容が書かれてあった。何かを具体的に要求してきたものではなかったそうですが、B社の件を知ったC社は、もし正式にセクハラ行為を訴えられ、具体的な賠償を求められたら、どうしようかと、対策を練ったそうです。さらに、阪神球団にも、匿名の人物から、責任を問うメールが届いたと聞いていますが‥‥」(前出・球界関係者)