今季の阪神タイガースは、広島の独走を許しているとはいえ、2位争いを繰り広げ健闘していると言っていい。ところが、そうしたチームの勢いに水を差す事件が発生した。合コンに参加した選手の行為に激怒した女性が“直訴”。謝罪を求める「賠償」騒動にまで発展しているのだ。
「実は、いったん沈静化したかに思われた阪神の“ゲス合コン”騒動が再燃しているんです。何しろ、合コンに参加した女性が、いまだに怒り心頭で、球団に対しても『どうしてくれるの!』と謝罪を求めていると聞いています」
こう明かすのは、事情を知る球界関係者である。
突然、阪神のゲス合コンと言われてもほとんどの読者は、ご存じないだろう。この騒動は、東京03の豊本明長や狩野英孝との関係を告白したタレントの濱松恵のブログがキッカケだった。5月14日付の「プロ野球ゲス合コン」というタイトルで、怒りをぶちまけていたのだ。
〈とても有名なプロ野球選手とは思えない。(中略)いきなり部屋に誘ってくるわ、スカートめくるわ、クズでゲスでとにかく気持ち悪い。〉
すぐに、このゲス合コン参加者探しがネット上で繰り広げられ、「日刊サイゾー」で阪神の20代の2選手と、その素性が明かされたのだ。
前出・球界関係者が続ける。
「2人の選手は、いずれも20代の既婚者。男性陣は期待の若手外野手Xと、控え出場の多い中堅クラスの内野手Zのコンビを中心に、他にマスコミ関係者2人を加えた計4名。女性陣も濱松さんの他に芸能界でも活躍する女性など3名を加えた4対4で合コンしたそうです。そこで、阪神のZ選手が、参加女性のA子さんに対して執拗に付きまとったことが、問題になっているのです」
くしくも当日は、あいにくの雨天で試合が中止となったため、夕方から横浜市内のダイニングバーの個室で合コンはスタートしたという。
ゲス合コンの一部始終の報告を受けた参加者の親族が、当日の様子を振り返る。
「最初からノリノリだったのが、Z選手。すでに飲んでいたのか、テンション高めだったそうです。そのZ選手がすぐに気に入ったのが、清楚系のA子さんだった。外見的にはおとなしそうな女性だったので、Z選手はやりたい放題。かいがいしく席を立って参加者にお酌するA子さんに対し、Z選手はスカートの中に手を突っ込んだりしたそうです。さらには、王様ゲームが始まると、半ばセクハラも公然になったようで、お酒を一気飲みさせられたみたいです。さすがにその場では怒れなかった女性も、一次会の途中で、Z選手のあまりの狼藉に『110番しようと思っている』と周囲に話すほどだった。それほどセクハラ行為が腹に据えかねていたそうなんです。しかし、周囲の説得もあって、泣く泣く二次会の最後までいたそうです」