対して、この女優の場合は、複雑な事情を抱えていたようだ。
「彼女の所属事務所は、『20歳以降にデビューした場合は5年間は恋愛禁止。10代でデビューした場合は25歳まで恋愛禁止』という、厳しいルールを設けていることで有名です。しかし、当人はアメリカ育ちということもあって、好きになったら周囲が見えなくなる恋愛体質。人目もはばからずに堂々とデートに出かけてしまうため、当時から問題視されていました。実際、別れるように仕向けられることもあったようですが、聞く耳を持たなかったようです」(芸能記者)
それもそのはず、当時の彼女は、プリントされたツーショット写真とともに求愛メッセージを送るほどイレあげていたという。
「結婚をほのめかすような、プロポーズともとれる内容の文章も残っていると聞いています。その後、彼女はモデル男性との半同棲を写真週刊誌にスッパ抜かれたことからも、破局したのは明らか。若気の至りとはいえ、本人にとっては、全裸写真以上に恥ずかしいシロモノだと思いますよ」(A氏)
マスコミに持ち込まれた流出写真は全部で17枚に上るという。だが、調べたところ、メディアに掲載されたのは半分に満たない。
「混浴写真よりもさらに過激な写真が出るのでは‥‥と、“流出女優”の所属事務所は戦々恐々としているようです」(前出・芸能記者)
6年前のルール違反によって、どうやら大きな代償を払うことになりそうだ。芸能評論家の平田昇二氏は、彼女に厳しいペナルティが科される可能性を指摘する。
「恋愛禁止のオキテを破ったタレントには、とにかく仕事を詰め込んで、デートする暇を与えないというのが事務所の防止策と聞いたことがあります。ある有望な若手女優は、人気アーティストとの熱愛が報じられたことで、ドラマや映画にフル回転で出演することに。しかし、それがきっかけで演技に目覚め、ゴールデン枠のドラマで主役を務めるまでに成長しました」
現在はバラエティに引っ張りだこの「イッテQ女優」だけに、世界の果てまで──とならなければいいのだが‥‥。