タレントのベッキーが、8月19日放送の深夜バラエティ「久保みねヒャダ こじらせナイト」(フジテレビ系)に、2週にわたって出演。そこで漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインが、ベッキーに歌って欲しい「ヒット曲のすき間を狙ったこれまでに無いテーマの歌」、すなわち「すき間ソング」なるものを作ることになった。
「4人がアイデアを出し合った結果、楽曲のコンセプトは、今までのベッキーのイメージを覆す『演歌メタル』に決定。さらに、『夏木マリさんみたいな大人のイメージで』という思いを込めて、ベッキーとマリを合わせた『別鬼マリ』のアーティスト名までつけられ、新生ベッキーソング『ネガティブ・シミュレーション』が完成しました」(番組関係者)
冒頭は演歌風、徐々にデスメタル風になっていく曲をベッキーが熱唱してスタジオは拍手喝采。
また、番組中で曲が作られる過程も面白かったが、ベッキーと三人とのトークの掛け合いも見逃せなかったという。
「久保がベッキーに“山ほど食べてみたいものとかあります?”と問いかけると『チャンジャ』『酒盗』『ブルーチーズ』と、答えたのはどれも酒のツマミばかり。さらに、歌詞には『お酒は酔うために飲む』というエピソードも盛り込まれていました」(前出・番組関係者)
実際、ベッキーの酒好きは有名で、不貞騒動発覚前の一昨年に、レギュラーを務めていた「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)では、ロケ中にお酒を飲んで酔っ払ったシーンも放送されたこともある。
「スタッフから三十路になって変わったことを質問されると『30になるとこんなにシワが増えるんだって(思った)』と、ケラケラ笑いながら話していました」(制作会社スタッフ)
また同番組では、過去にもベッキーが海外ロケで大ジョッキを3杯飲み干して、ベロベロになる姿が放送されている。ロケ先の外国人に「夜ビールを飲むと胸が大きくなるんだぜ」というおまじないを教えられ、「飲むか!」と一杯目を勢いよく空ける。その後もベッキーの顔ほどの大きさがあるジョッキを「もう一杯!」とおかわりし、酔った勢いでMCの内村光良について「(内村さんとは)そんなに距離は縮まってないです」とぶっちゃけトークまでかましている。
どうやらベッキーは、お酒を飲むとブレーキが利かなくなるタイプ。“ゲス不貞”騒動もようやく落ち着いてきた今、酒がらみで失敗がないことを祈っておこう。
(窪田史郎)