男たるもの、クールな表情をした麗女にこそ「本能剥き出し」の姿を見てみたい。あの文化人や政治家は、ベッドの上でどんな悶え方をするのだろうか‥‥。
マラソンの元日本代表というより、今や「ひよっこ」(NHK)のナレーションも担当するほどマルチな才能を誇る増田明美(53)。その転機となったのが、主演で芸能界デビューを飾った「ブスでごめんね!」(94年、日本テレビ系)だった。
ここで増田は、夫役のトミーズ雅と、新婚初夜を迎える場面でベッドシーンを演じている。単発の2時間ドラマゆえ資料もほとんど残っていないが、当時、五輪経験者の大胆シーンということで、二人のシーツにくるまった写真を番組PRで多用している。
さて現在、政治家の不倫問題が取りざたされているが、役で演じたベッドシーンなら問題はないはず。自民党の三原じゅん子(52)が80年代の人気アイドルだったことは有名だが、一度だけファックシーンを演じたことは意外に知られていない。
それは「嵯峨野の宿」(87年、日活)という主演作で、不倫相手や若い恋人との全裸カラミはもちろん、レイプされるシーンまである。残念ながらバストトップだけはガードしていたが、かなり官能度の高い作品であった。
昨年、大阪維新の会から参院選に出馬し、初当選を決めた石井苗子(63)は、知的キャスターとして活躍。伊丹十三監督に出演を直訴された「あげまん」(90年、東宝)が女優デビュー作だったが、エロスそのものの芸者役が話題となった。
民進党所属の元衆議院議員で、現在はタレント活動も行う田中美絵子(41)は、別の意味で“多彩な経歴”を誇る。雑誌の風俗ルポだけでなく、女優としても映画に出演していた。
それが週刊アサヒ芸能2017年9月21日号のグラビアでも特集している鬼才・石井輝男の遺作「盲獣vs一寸法師」(04年、スローラーナー)で、田中はここでバストが全開になるショットを披露。わずかな瞬間ではあったが、色白の形のいい乳房が、初当選と同時に「発掘」されることになる。
さて、本業が形成外科医である西川史子(46)は、タレント活動にも精力的。ついには、あの「特命係長只野仁 最後の劇場版」(08年、松竹)にも出演。
失礼ながら、控えめなAカップ乳ではあるが、只野仁こと高橋克典との「騎乗位ベッドシーン」では、本気で髪を振り乱す熱演。
「あああっ‥‥あなたってすごい!」
まさに絶叫である。高橋がバラの花を西川センセイの秘所に見立て、フッと息をかけると、腰から崩れ落ちるほどの女優ぶり。
「3年分いただいた感じ。おいしかった~っ」
撮影後の高橋の肉体に向けたリアルな感想である。
西川と同じくワイドショーの常連である作家・室井佑月(47)は、ホステスやレースクイーンなどを経験している。そして作家としてデビューした直後の99年、ピンク映画の巨匠・若松孝二監督作「飛ぶは天国もぐるが地獄」(若松プロ)に出演。カラミはないが、上半身がヌードになる場面で、かなり重量感のある色白バストを披露した。
映画コメンテーターからバラエティにも進出したLiLiCo(46)は、無名時代に「82分署」(95年、ビジョンスギモト)に出演。フルヌードで男とキスをし、ゆっくりとしゃがんで激しくフェラ。そして乳首まる出しのままの騎乗位で激しく腰を動かす‥‥。ダイナミックな肉体は、一見の価値アリだ。