芸能

「水曜日のダウンタウン」ディレクター逮捕であのヒット企画が消滅危機?

「顔も名前も知らない。どうやら事件を聞くと男なんやね」

 10月1日、ダウンタウンの松本人志がMCを務める「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、こう言及したのは、9月28日発売の「週刊文春」でその逮捕が報じられた、人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)のディレクターについて。このディレクターはスマホアプリで知り合った女子中学生2人に現金を支払い、不適切な行為を行い、9月6日に逮捕されていた。

「このディレクターはこれまで『クイズ☆タレント名鑑』や『有吉弘行のドッ喜利王』など、同局の有名番組を担当。それらの番組を演出していた敏腕プロデューサーの右腕的存在だったと言われています。そのほかにも『マツコの知らない世界』(TBS系)で演出を務め、その手腕は業界で認められていたようです」(テレビ誌記者)

 それだけに今後同ディレクターが「水曜日のダウンタウン」の制作から抜けることで、番組のクオリティが下がるのではないかと懸念されているという。

「これまで視聴率1ケタ続きで低迷していた『水曜日のダウンタウン』ですが、最近は安田大サーカス・クロちゃんへの過激なドッキリ企画が大ヒット。8月23日の放送では視聴率が10%を超え、SNSでも大きな話題となりました。ところが『週刊文春』によると、ディレクターはそのクロちゃん企画をはじめ、芸人にイタズラを仕掛ける企画を担当しており、今後は彼が得意とする芸人を追い込む系の企画が減っていく可能性があるんです」(前出・テレビ誌記者)

 もっとも、前述の1日の「ワイドナショー」で松本は、このディレクターについては「あの番組、ディレクターもいっぱいいてボクは本当にわからない」と、大勢のうちの1人だと強調し「これがきっかけで番組が終わることは100%ない」と断言。最後は「浜田のアレさえバレなければ」と、ギャグにしていたが、冠番組の不祥事の“火消し”を図っている印象はぬぐえなかった。

 今回のスクープが明らかになった当日の「水曜日の──」の放送では、芸人が窃盗で逮捕された後に死刑宣告を受けるというタイムリーすぎるドッキリを放送。この構成は、現場で一緒にやってきたスタッフからの痛烈なメッセージのようにも感じてしまうのである。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」