ネット通販大手のAmazonが運営する動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」がバラエティ番組の制作に注力している。
昨年11月に松本人志の冠番組として同サービスで始まった「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」は現在シーズン3まで制作。地上波では放送できない過激な笑いで人気を集めている。
そして同サービスが今年10月、満を持して送り出した新番組が、浜田雅功、千原ジュニアら18名の出演陣が高級車で戦いを繰り広げる“自動車合戦バラエティ”の「戦闘車(せんとうしゃ)」。
タレントみずからハンドルを握り、高級車を破壊するという豪華かつ過激な内容に、お笑いファンの期待が広がっていた。
そんな「戦闘車」について、第1回の配信後、まさかの“失望の声”が──。
「ひどい肩透かしを食らった感じですよ」と語るのは同番組を見た芸能ライターだ。
「高級車が激しいアクションをする『戦闘車』のCMを見て面白そうだと思い、わざわざAmazonプライムの会員になったんですが、もうガッカリしました。実際に番組の評価欄には私と同じ『失望した』という意見であふれかえっていましたよ」
「戦闘車」を見てガッカリした理由とは?
「第1回はカーアクションも何もなく、単なる“のどかなドライブ番組”だったんです。まず自動車を紹介して、次回以降にアクションをやるのでしょうが、あまりに内容がない第1回には心底ゲンナリしました」(前出・芸能ライター)
激しいアクションへの期待ゆえの“失望の声”なのだった。
(白川健一)