俳優の阿部寛がかかりつけの歯科クリニックで医療費を値切っていたと、10月17日発売の「女性自身」が報じている。
同誌によれば、阿部は歯並びの治療を受けているというのだが、保険適用外の治療を「保険適用にできるはず」とクリニックに直談判。何と、「治療費を半額にしてほしい」と、値切り交渉をしていたとのこと。
そのタレコミは阿部の知人を名乗る人物からのものということだが、その知人によれば、阿部が通う歯科クリニックは芸能人御用達で、以前から阿部は「治療費が高すぎる!」と、愚痴をこぼしていたという。
最終的にはクリニック側も阿部の要求をのみ、阿部が支払う費用を半額にまけ、阿部が粘り勝ちを収めることができたそうだ。
また、同誌では阿部がバブル崩壊時に数億円の借金をしていたという過去や、奥さんがつける家計簿にまでしっかり目を通す倹約家ぶりも紹介していた。
売れっ子俳優らしからぬケチ疑惑が浮上したわけだが、世間の人々からは「それ(半額値切り)に(クリニック側が)応じられるんだから、阿部さんが正しいんじゃない」「歯科クリニックも芸能人だと思って、値段設定上げてるんじゃない?」「むしろ、親近感が湧いたわ」という反応が見られ、逆に阿部を悪く言う意見はかなり少なかった。
「芸能人にだって値切る権利はあるでしょうし、変にセレブぶるよりは庶民的な感じがして逆に好感が持てたんだと思います。2児の父親ですし、金銭感覚が麻痺しているよりはマシですよね。また、昨年放送された情報番組『PON!』(日本テレビ系)でも、自分で髪の毛を切ったりしているという噂を紹介し、阿部にケチ疑惑があると取り上げ、阿部本人に直撃していましたが、本人もケチであることを認めていましたね。まあ、クリニック側で話がついているのならば、別に悪く言う必要もないでしょう」(エンタメ誌ライター)
ただ、芸能人御用達のクリニックで、阿部のような行動をとる著名人はマレだろうし、クリニック側は相当ビックリしたのは間違いないだろう。とはいえ阿部には、その顔の濃さ同様に堂々と自身の信念を貫き通してほしいものだ。
(本多ヒロシ)