10月23日放送のバラエティ番組「オー!!マイ神様!!」(TBS系)にタレントの矢口真里が登場。前夫との離婚につながった不貞騒動のはるか以前の、過去の恋愛スキャンダルによる「モーニング娘。」脱退騒動について語った。しかしこの告白に、視聴者からは厳しい声が寄せられている。
矢口が語った内容を要約するとこうだ。
「2005年の4月に写真誌に彼といるところを撮られ、事務所に『彼をとるかグループをとるかどっちかにしなさい』と言われてしまった。それでグループどころか、芸能界を辞めますとまで言いました。嘘をついてまで交際を続けたくなかったから。結局、芸能界を辞めるまではしなくていいと言われましたが、歌はその時点であきらめました」
そのタイミングから推測するに相手はまだ無名時代の俳優の小栗旬だろう。
その後、矢口は5年ほどくすぶり続けたが、低迷期にあった矢口に島田紳助が手を差し伸べ、「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)で再ブレイクを果たすことができたのだという。
「結局、矢口さんは小栗と熱愛発覚後ほどなくして、同年の05年、人気絶頂にあったモー娘。を脱退しました。当時、矢口さんはグループのリーダーまで務めていたわけで、グループに迷惑をかけただけでなく、ファンの失望も大きかった。今回の番組での矢口の告白からは、それだけ本気な交際だったことは伝わりましたが、小栗さんはすでに山田優という妻も子もいる身ですからねえ」(女性誌記者)
視聴者からも「相手のあることなのに軽々しい」「いくら過去のことでも奥さんは面白くないと思う」など、辛辣な意見が殺到。
「ただ、矢口は小栗と仕事の2択から小栗を選んだのが、結局その後、あまり間を置かず、小栗にフラれるような形で破局。矢口にも複雑な思いがあって、批判も覚悟で、自分の生き様を明かしておきたいという、今回の発言だったのかもしれませんね」(前出・女性誌記者)
それでも、赤裸々な告白が望まれるバラエティとはいえ、「真剣に愛し合った二人」を印象づける内容はやはり避けたほうがよかったのかもしれない。
(笠松和美)