10月24日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に元SMAPの稲垣吾郎が生出演したことが大反響を呼んでいる。稲垣は9月8日にジャニーズ事務所を退所してから初のテレビ出演だったため「なぜこんなキワモノ番組に生出演することに?」という驚きの声が噴出しているのだ。
その一方で、番組MCを務めるふかわりょうの「MC力の高さ」にも注目が集まっている。
「ふかわは11年に高岡奏輔が起こした韓流批判騒動で高岡に共感し、自身のラジオ番組で『テレビは時代を映すものではなくなった』『完全に終わったなと思った』と発言したことで、テレビから干されていました。そんなふかわに手を差し伸べたのが『5時に夢中!』で、2012年4月からMCを務めています。ふかわが就任するまでこの番組のMCは、徳光正行や逸見太郎といった2世タレントが務めており、就任期間は長くても3年。ですが、ふかわはすでに6年目に突入して、マツコ・デラックスや岩井志麻子らクセ者コメンテーターから巧みにコメントを引き出し、一部からは『猛獣使い』の異名までもらっているほど。この日も稲垣をはじめ草なぎ剛、香取慎吾が出演する来春公開予定の映画『クソ野郎と美しき世界』について話が及ぶと、『まだ監督も脚本も何も決まっていない』という稲垣に対し『決まってないなんて言っちゃだめですよ!』と優しく突っ込んで、火曜コメンテーターの岩下尚史を絡めて上手にコメントを引き出していました」(テレビ誌ライター)
優しさのあるツッコミと迅速かつ丁寧なフォローが上手なふかわ。同番組の「ふかわMC時代」はまだまだ継続しそうだ。