今年9月、元マネージャーの自宅に脅迫状や包丁などを送りつける“脅迫騒動”が報じられた歌手の泰葉。
同月20日にイラン人の会社社長メィヒディ・カーゼンプール氏とともに婚約会見をした彼女は、これまでにもたびたび、芸能活動の引退も公言しており、様々な話題で注目を集めているが、そんな泰葉が最近注力しているのが「クラウドファンディング」だという。
不特定多数の人物からネット経由で資金調達を行い、彼女は「財団法人泰葉こども基金」を設立し「あしなが育英会など恵まれないこどもの皆様や虐待に苦しむ女性を応援します」と資金の使い道を表明。
さらにはリターンとして「1口3000円で6曲入りのCDを制作し、資金提供者にプレゼントする」と約束していた。
大いに社会的意義を感じさせる内容だが、彼女のクラウドファンディングの使い方について苦言が聞こえてきた。
「当初は300万円を募っていながら、16万7000円しか集まらなかったのですが、ゼロ円で終わっても不思議じゃないひどさなんですよ」と語るのはIT業界に詳しいジャーナリスト。
いったい、泰葉のクラウドファンディングのどこがひどいのか。
「リターンのCDについて『音源がないようだが制作は大丈夫か?』といった出資検討者の質問に対し、泰葉さんは質問を勝手に削除した上で、自身のブログで『テロ行為』と罵倒していたんです。他にも気に入らない質問は全部削除し、ほったらかしにしていた。当然、非難の声が続出しています。有名人でなければ、1円も集まらなかったでしょうね」(前出・ジャーナリスト)
彼女が目標金額を達成するまでの道のりはあまりに険しそうだ。
(白川健一)