遠野なぎこが11月6日放送の生放送バラエティ番組「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、自身をイジるような悪意ある編集だとして激怒する一幕があった。
この日の番組では、おじさんを1時間千円ほどで借りられる「おじさんレンタル」に続き、20~50代の女性をお金を払ってレンタルすることができる「おばさんレンタル」なるサービスが取り上げられた。性的サービスは禁止で一緒に買い物を行ったり、人生の悩みを聞いてもらったりできるということだが、これに遠野は否定的な意見を持っているようで、持論を展開していた。
ここまではよかったのだが、番組では街中の一般人に「今レンタルするならおじさんと、おばさんのどっちをレンタルしたいか」というアンケートを取った結果と、そのアンケートVTRの模様を放送した時のこと。VTRに登場した若い男性看護師は、職場が女性ばかりで、女性とうまくかかわれるよう、おばさんに学びたいという理由でおばさんをレンタルしたいと回答したが、このインタビュー映像にはある加工が施されており、遠野が激怒したのだ。男性は「職場で突然怒ってくるおばさんとかいるので、おばさんが突然キレるメカニズムを教えて欲しい」と答えたのだが、そのコメントをしている間に、VTRではインタビュー映像にモノクロ加工された遠野の写真を一時的にインサートする編集を施されていたのだ。
「普段、遠野が怒っているイメージが強いということもあって、コメントにピッタリと判断して、遊び心で遠野の写真を挿入したのですが、これが共演者にウケ、スタジオでは笑いが起こっていました。ただ、当の本人である遠野は『何これ!? 何でこういうことするの』と、鬼の形相でブチ切れ。VTR終了後も怒りが収まらない遠野はスタジオトーク中も『(スタッフの中で)誰か私のこと大嫌いな人がいるんだよ』と、ネタで怒っているとも思えないような雰囲気になりました。でも、番組に共演した武井壮も、同様のインタビュー映像で『もし武井をレンタル可能でも断る』と話す一般人が登場していましたけど、軽めなリアクションで流してましたから、あそこまでキレるとはスタッフも思ってなかったでしょう」(エンタメ誌ライター)
ネット上では「いやいや、そういうところだろ、遠野さん」「本当にジョークが通用しないから怖いよな」「むしろ、しっくりきたし、ナイス編集だろ! 編集スタッフは有能だな」「絶対、遠野はレンタルしたくないな」と、遠野が叩かれてしまう結果となってしまった。
きっと相談者の男性看護師も、こういうジョークが通用しないおばさんに悩まされているのでは?
(田中康)