昨年の乃木坂人気を象徴する結果となったようだ。昨年末に発売された陸上競技マガジン増刊号「箱根駅伝2018 完全ガイド」の掲載記事に乃木坂46のファンが歓喜しているようだ。
同誌は例年1月2日と3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走に関する情報を完全に網羅した1冊であり、アイドルとはまったく無縁。何が起こっているのか。
「出場大学の選手たちのプロフィール紹介では様々な項目を設けてられているのですが、その項目の中には好きな『女性タレント』もありました。それを見ると、乃木坂のメンバーの名前を挙げる選手が予想以上に多かったんです。中心メンバーの西野七瀬、生田絵梨花、齋藤飛鳥の3名が7票の投票を集め、次点で秋元真夏の5票、白石麻衣の4票と続き、なんと計23名(元メンバー含む)ものメンバーの名前が挙がっていました。今大会に参加するチーム計21校中19校の選手の誰かが乃木坂メンバーの名前を挙げているという驚きの結果でした。昨年11月に発売された昨年版でも同様のアンケートがあり、その時でもすでに西野が5位にランクインして、12人ものメンバーがランクインしていましたが、たった1年でさらにその人気は急上昇したようですね」(アイドル誌ライター)
好きな女性タレントランキングというより、好きなアイドルもしくは好きな乃木坂メンバーは誰か、聞いているのではないかと錯覚してしまうこのランキング結果にはファンも自分のことのように嬉しくなったようで、「乃木坂強すぎ!」「プロの選手もそうだけど、アスリートに乃木坂好かれ過ぎてるな」「乃木坂の上り坂具合、えぐいな」といった歓喜の声が目立っている。
「また、昨年夏に加入した3期生メンバーも投票されてますが、中でも最も多い2人に名前を書かれているのが佐藤楓だったのには驚きました。佐藤は駅伝好きということもあって、同誌にもインタビュー記事が掲載されていましたから、そういったところが選手たちに評価されたのでしょう。それでも、主要メンバー以外のパーソナル情報もしっかり選手たちが認識しているということを考えると、ライトファンではなく根強いファンもついてきたという印象です」(前出・アイドル誌ライター)
昨年11月に東京ドーム公演2daysを行うも激しいチケット争奪戦に敗れたという声も目立っていたが、今回のデータなどを見るとそうなるのもうなずける。今年はさらなるチケットの争奪戦が必至となることが予想されるだけにそこだけが悩ませるところか。今年も乃木坂の人気は箱根の地形ばりに急峻に上昇カーブを描くこと必至の勢いだ。
(石田安竹)