昨年10月に「キングオブコント2017」で準優勝し、すい星のように現れたにゃんこスターが、早くも人気凋落の危機にさらされているという。CM出演も果たすなど今でも勢いは続いているように見えるが、果たして現状はどうなのだろうか? お笑い系のライターがささやく。
「これほど消費の早いお笑い芸人も珍しいんじゃないでしょうか。10月1日に『キングオブコント2017』(TBS系)で準優勝を果たして以来、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)や『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)など各局の看板番組に出まくりましたが、最近の話題と言えば『トークがヘタ』や『恋人関係は破綻』といったネガティブなものばかり。持ちネタもお得意のリズム縄跳び以外はまったく知られておらず、もはや賞味期限切れとの声も少なくありません」
それでもアンゴラ村長に関しては、その微妙に可愛らしいルックスで人気を博しており、たとえコンビが解散しても生き残れるとの声もある。ただ、入れ替わりの激しいお笑い業界では、早くも彼女の足元をすくいかねない人材が現れたというのだ。
「元旦放送の『新春おもしろ荘』(日本テレビ系)で話題を呼んだ父娘コンビの『完熟フレッシュ』です。特に注目したいのは、その辛辣かつ毒舌のツッコミが持ち味の池田レイラ。まだ中一のレイラは入りたい事務所を問われると『もちろんワタナベエンターテインメント!』と即答し、実際にそこに所属が決まりました。この流れは『キングオブコント』の準優勝により事務所入りが決まったにゃんこスターと一緒です。そのワタナベエンターテインメントはブルゾンちえみやサンシャイン池崎の例でも分かるように、有望な新人をとことんプッシュする術に長けています。つまり今年は『完熟フレッシュ』を激推しする可能性が高く、にゃんこスターは人気続落のまま放置される恐れがありますね」(前出・お笑い系ライター)
23歳のアンゴラ村長もまさか、10歳も年下の中一女子に足元をすくわれかねないハメになるとは思ってもいなかったことだろう。
(金田麻有)