東京を4年ぶりの冬景色に彩った積雪が原因で、ベテラン芸人が失態をさらした。情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)のレギュラー出演者である芸人の小籔千豊が、1月23日の生放送に30分も遅刻したのである。私服姿で登場した小薮は電車移動ではなくタクシーを選んだところ、渋滞にハマったと告白。「レインボーブリッジ、閉鎖してますよ」と語った。
「レインボーブリッジでは前日、最大で300台が立ち往生したと報じられたばかり。生放送当日は雪こそ止んでいたものの、吹きっさらしの橋は凍結しやすいというのが常識ですし、タクシーでレインボーブリッジを渡るルートを選ぶのは自死行為ですよ。大阪出身ゆえに雪の怖さに不慣れだったのかもしれませんが、見通しが甘かったと言わざるを得ません」(芸能ライター)
番組内でもさんざんイジられていた小薮だが、今回は何年かに一度の大雪という非常事態でもあり、遅刻を責めるのは酷との声もあるようだ。しかし小薮に関しては、今回の失態は芸人として許されるものではないとの厳しい声もあるという。
「何しろ『ノンストップ!』で小薮が遅刻するのは2回目ですからね。13年9月3日の放送に遅刻したのは、前夜に飲み過ぎて寝坊したのが原因でした。そんな前科があれば、東京が大雪に見舞われた今回は、フジテレビの近くにあるホテルに前夜から泊まることもできたはず。もし当日朝に大阪から新幹線で移動してきたのであれば、地下トンネルを通るりんかい線で移動すべきでした。それを呑気にタクシー移動とは、自覚が足りないと指摘されるのも当然でしょう」(前出・芸能ライター)
この調子では座長を務める吉本新喜劇でもしばらく、劇団員の遅刻を責めることはできないのかもしれない。
(金田麻有)