もはや毎年の恒例行事となったAKB48の選抜総選挙。10回目を迎える今年、開催地を募集することが1月21日に発表された。昨年は初の沖縄開催となったものの、台風接近のため会場が公民館に変更され、無観客での開催となってしまった。その対策も見込んでなのか、応募概要のハードルが高いという意見も寄せられているようだ。
「AKB側では『数万人収容できるスペースがあること』、『交通アクセスと宿泊施設が数万人規模の観客に対応できること』、そして『屋根があること』を条件としています。しかしこれらの条件をすべてクリアできる会場はドーム球場か、さいたまスーパーアリーナしかないのが実情。実は横浜アリーナや大阪城ホールでは“数万人規模”に該当せず、サッカースタジアムには屋根がありませんからね。それではわざわざ公募する意味がないので、すべての条件を満たす必要はないとの噂もあります」(アイドル誌ライター)
たとえば屋根がなくてもいいのであれば、日本全国の野球場や陸上競技場が候補となりうる。ただし梅雨時の6月に開催されることを考えると、2年続けての雨天中止はぜひとも避けたいところ。そこで注目されているのが初の海外開催だというのである。
「最有力候補はグアム。AKBグループがグアム政府観光局の『公式インスタグラマー』に就任した縁から今年はグアム公演が予定されていますし、同地の野球場では音楽フェスも開催されるなど大型イベントにも対応可能です。他にはDVD『AKB48海外旅行日記~ハワイはハワイ~』のロケ地となったハワイや、2010年に現地公演を行ったロサンゼルスに期待する声も。そしてTPE48が発足したばかりの台北という可能性もありそうです」(前出・アイドル誌ライター)
幸い6月は海外旅行の閑散期に当たるため、飛行機の席は十分にありそうだ。常に予想の一枚も二枚も上を行くAKB48ゆえ、まさかの海外開催は実は十分にあり得る話なのかもしれない。
(金田麻有)