1月27日から公開の映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の「天命篇」。同映画は78年に公開された映画「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」とTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト2」をベースとした新たな物語だ。イスカンダルから地球へ戻って3年、メッセージを送ってきたテレサの元へ向かうため、ヤマトが再び宇宙へと旅立つ。2017年2月に第一章がスタートし、今回公開されたのは第四章となる。
「さらヤマ」がリブート(再起動)されたことで、往年のヤマト好きから喜びの声が上がっているが、第四章は、さらにオールドファンを喜ばせる要素があるという。
「第一作でヤマトを苦しめたガミラス人のデスラーが登場するんです。懐かしい顔にテンションが上がりますね。旧作では、デスラー率いる艦艇が襲いかかって来た時に、ヤマトのクルーが『デスラー戦法か?』とデスラーが生きていたことに驚くシーンがあります。これが再現されたら涙モノです」(エンタメ誌ライター)
他にもチェックしたい場面があるとこのエンタメ誌ライターは言う。それは空間騎兵隊の斉藤隊長とザバイバル将軍がテレザート星で一騎打ちをするシーン。旧作では名場面の1つに数えられる。
「新作ではどのように描かれるのか、ファンなら誰もが気になっていることでしょう。天命篇の主題歌のPVを観たら、斉藤がザバイバルを背負投げするシーンが収録されていたので、シーンそのものがあるのは間違いありません。問題は描き方ですね」(前出・エンタメ誌ライター)
第四章はテレサが待つテレザート星にヤマトが近づく場面から始まる。盛り上がり続けてきた「ヤマト2202」に、観る前からオールドファンの期待は高まるばかりのようだ。