2月9日、TBSラジオ「たまむすび」の番組内で、3月末でのフリー転身を発表した安東弘樹アナ。“アンディ”の愛称で人気アナとして活躍していた安東アナだが、50歳にしてTBS退社を決意した。
テレビ界屈指のカーマニアとして知られ「カー・オブ・ザ・イヤー」の選考委員も務める安東アナ。フリー転身で、他局での争奪戦が激化すると業界内では見られている。
「彼は司会だけでなくトークやリアクションも抜群にうまい稀有な存在です。春から所属を予定している芸能事務所・キューブにはさっそく問い合わせが来ているみたいですよ」と語るのはテレビ関係者だ。ところがこの関係者によれば、「その一方で“レギュラー起用”のネックも囁かれていますね」とのこと。安東アナにレギュラー番組を持たせることが不安視されることとは──。
「ズバリ女性問題です。“麿”の愛称で女性人気の高かった元NHKアナの登坂淳一の“ハラスメント騒動”の余波で、各局とも今、男性アナの女性関係に神経質になっている時期なんです。少しでもスキャンダルの可能性があれば『登坂アナの二の舞い』になるのを避け、起用をためらう流れができている。安東アナにはハラスメント疑惑こそないものの、かねてより“オンナ好き”を公言していて、まず、退社のタイミングで何らかの報道が出てくるかもしれない。今すぐに彼をレギュラー起用できる勇気のある局は多くないでしょう」(前出・テレビ関係者)
“オンナ好き”を公言する安東アナのフリー転身。何とも悪いタイミングなのであった。
(白川健一)