昨年6月の「第9回AKB選抜総選挙」にてまさかの結婚宣言を行い、その後にNMB48を卒業した須藤凜々花が、かねてからの公約通り、大学を受験していたことを明かした。これは2月9日に初日を迎えた出演舞台「THE EMPTY STAGE 2018 WINTER」の初日会見で明かしたもの。
記者から大学受験について質問された須藤は「この間、『EMPTY STAGE』の稽古の前に受験行ってきて、手ごたえはないです」とコメント。この発言に対しては「結婚の次は受験ですか?」「話題性がないから目立ちたいだけだろ」と辛らつな批判も飛んでいるが、その一方で須藤の挑戦を応援する声も少なくないようだ。
「須藤は12月9日に大検合格を報告しており、この会見でも『大検取ったばっかで受験した』と明かしています。彼女は2015年にアイドル活動のため高校を中退しており、その時点では『いずれは大検を取得して、大学院で哲学の勉強を』と語っていました。当時はアンチから『絶対に無理』『中卒アイドル』などと口汚い批判を浴びていましたが、きっちりと有言実行を果たしたのです」(芸能ライター)
ここに来て、そんな須藤の引き合いに出され批判されているのは、ネット番組「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~」(AbemaTV)にて青山学院大学に挑戦している田村淳だ。同番組には須藤も何回か出演しており、大検(高校卒業認定試験)合格も番組内で報告。同じように大学合格を目指している須藤と田村だが、2人に対しては「須藤のほうが田村よりはるかにマシ」との指摘もあるという。
「みずから大学受験を見世物にしている田村に対し、須藤は会見で質問されるまで、今回の受験について明かしていなかったことが好感を持たれています。また、たった100日で合格を目指すという大学受験をナメ切った態度の田村に対し、須藤は『浪人してもいいやと思って、何回でもチャレンジしようと、練習のつもりで行ってきました』と殊勝な態度。念願だった大学に行けるなら何年かけてもいいという姿勢も評価されていますね。また合格したら舞台で胴上げされ、落ちたときには足蹴にされると共演芸人から告げられた時には『え、ツラい…』とこぼしつつ、足蹴扱いを否定しなかったところも、ペナルティを受ける覚悟があるとして好評だったようです」(前出・芸能ライター)
みずからの受験に対する批判には「他人を貶めても自分は満たされない」などとムキになって反論する田村。それに対して終始一貫して殊勝な態度を取り、有言実行で大検合格も果たした須藤。どちらが受験生の心情をちゃんと理解しているのかは、一目瞭然ではないだろうか。
(金田麻有)