売れっ子芸人が次々と最近の給料事情を大胆告白したことが話題になっている。まず1人目は2015年の「R-1ぐらんぷり」で決勝進出を果たしているピン芸人のあばれる君。あばれる君は2月26日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演。登場早々、MCの加藤浩次から「先月給料いくらだったの?」とぶっこまれ、一瞬回答をためらうも「109万円です」と、具体的な金額まで明かしている。
「ちなみに、あばれる君は2014年末に放送された番組では月収が『187万円』と明かしていたため、やはりピーク時と比べるとダウンしているが、さりとて一発屋の憂き目からは逃れているようで、比較的安定した数字を残しているだけ『勝ち組』なほうでしょう」(エンタメ誌ライター)
また、現在がブレイク真っただ中と言っていい尼神インターの渚も2月25日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、月収が「137万円」であることを告白。昨年7月放送の同番組では「60万円」と明かしていたため、約半年で月収が2倍以上に跳ね上がった。
「ギャラの比率が芸人が3、事務所が7と言われている芸能大手のワタナベエンターテインメント所属のあばれる君に対して、尼神インターはギャラの9割を事務所が持っていく仕組みになっているといわれる吉本所属ですが、それだけ多くのバラエティに出演しているということでしょう。ちなみに今からちょうど10年前にブレイクしたジョイマンの現在の月給は尼神インターの10分の1にあたる13万円であることをジョイマンの高木晋哉が2月18日放送のバラエティ番組『俺の持論』(テレビ朝日系)で明かしています」(前出・エンタメ誌ライター)
浮き沈みが激しい業界なだけにギャラを維持するのもなかなか大変ではあるが、あばれる君も尼神インターも「月収告白が恒例」となっている芸人なだけに、ぜひとも次に聞かれた時も夢のある金額に期待したいところだ。
(本多ヒロシ)