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首都直下型大地震
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(10)「自分なら免震マンションは絶対に買わない」大手デベロッパーが漏らしたホンネ
躯体(上部構造)の脆弱性、設計限界を超える地震動による免震ゴムの破断、そして免震装置を囲む擁壁への躯体の激突──。しかし、地震に最も強いと信じられてきた免震ビルを巡る盲点は、前回までに指摘したこれらの問題だけではなかった。都内で高級マンショ…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(9)積層ゴム破断、擁壁激突…その時、免震ビルの脆弱躯体は一気に崩壊する!
免震ビルの躯体(上部構造)の強度は「旧耐震基準並み」か「それ以下」──。前回は免震構造物が抱える構造的な脆弱性について指摘したが、その脆弱性は時に免震ビルを一気に倒壊させるリスクにもなり得る。中でも懸念されているのが、免震ゴムの破断だ。免震…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(8)免震ビルはあっけなく倒れる!都の防災会議が完全無視する「強度は旧耐震基準以下」の衝撃真実
免震ビルは、基礎と躯体(上部構造)の間に積層ゴムアイソレーターなどの免震装置が設置されている建物である。このような免震構造物は地震が起きた時、基礎の上に設置されている免震ゴムが揺れを吸収することによって、躯体の揺れを5分の1~3分の1程度に…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(7)根元からバッタリ!湾岸エリアのタワマンを全壊させる「側方流動」とは…
前々回、そして前回と、長周期パルスと長周期地震動について取り上げたが、地震学や建築学の専門家らは、高層建築物を襲うもうひとつの脅威も指摘している。それは、湾岸エリアをはじめとする、液状化危険地帯に林立するタワーマンションなどを根元から倒壊さ…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(6)南海トラフ巨大地震で確実視される「長周期地震動の悪夢」を「見て見ぬフリ」
前回は震源の極めて浅い直下型地震で発生する長周期パルス、高層建築物を十数秒で倒壊させる戦慄の地震波について警鐘を鳴らした。一方、今回取り上げる長周期地震動は、南海トラフ巨大地震など遠方で起こる震源の浅い海溝型地震などで必ず発生し、かつ、首都…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(5)熊本地震で専門家が驚愕した「背筋も凍る大惨事」長周期パルスを完全黙殺
タワーマンションを含めた超高層ビルや高層ビルなどの高層建築物を倒壊させる「長周期パルス」。この恐怖の地震波が日本国内で初めて観測されたのは、2016年に発生した熊本地震(本震、M7.3)でのことだった。地震工学の専門家は、「熊本県西原村(震…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(4)戦慄!高層ビルを十数秒で倒壊させる「長周期パルス」の恐怖実態
超高層ビル、高層ビルなどの高層建築物は「地震で倒壊することはない」と考えられてきた。今回の新被害想定でも、タワーマンションを含めた高層建築物が倒壊した際の人的被害などについては事実上、全くの考慮外に位置づけられている。ところが、絶対安全と信…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(3)「都内全焼死者2482人」という「悪い冗談」
今回の新被害想定では、「揺れ等」による最大死者数、すなわち建物の崩壊を主な理由とする最大死者数の推定と同様、東京都内における「火災」による最大死者数についても、10年前の前回想定を1599人も下回る2482人と過少推定されている。推定の根拠…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(2)未改修の旧耐震ビルは「ことごとく崩壊する」の衝撃現実
大甘との批判が噴出している今回の新被害想定では、最大規模の被害が予想される都心南部直下地震(M7.3)が冬の夕方(風速8メートル)に発生した場合の死者数6148人のうち、「揺れ等」による死者数についても10年前の前回想定を1895人も下回る…
社会
東京都「首都直下地震等被害想定」の大ウソを暴く(1)元幹部もアキレた!ツッコミどころ満載の「お手盛り想定」
5月25日、東京都は「首都直下地震等による東京の被害想定報告書」を公表した。10年ぶりに見直された今回の新被害想定が対象としているのは、M(マグニチュード)7クラスの「首都直下地震(都心南部直下地震、多摩東部直下地震など5地震)」とM8~9…
社会
関東で頻発の“震度3超”が呼び込む!?「首都直下」巨大地震の“可能性”
“首都直下地震”を予感させるような揺れが続いている。12月4日午前10時38分ごろには、茨城県で震度4の地震があった。震源地は同県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はM4.8だったという。「茨城県については、その地下が“火薬庫”と呼…
社会
大震災に備えよ!読めば生き残る「本当に役に立つ防災5カ条」(2)知られざる震災関連死の実態
自宅にいる時、巨大地震に襲われた場合はどうか。今回の地震でも、3名の犠牲者はいずれも家具などの転倒により亡くなっているのだ。「危険なのは寝室の『和ダンス』です。二段式の上の部分が寝ている上に落ちてくるケースを想定したほうがいい。自宅でも会社…
社会
大震災に備えよ!読めば生き残る「本当に役に立つ防災5カ条」(1)都市直下地震で危ない場所とは?
いつアナタの身を襲うかわからない大震災の恐怖。一大事発生となっても後悔先に立たずとなりかねない。これを読んで実行すれば、九死に一生間違いなしの「サバイバル5カ条」を特別に伝授しよう。6月18日早朝、通勤のため地下鉄・御堂筋線を利用していた会…
社会
日本激震列島“逃げ場なし”(2)「群馬の震度5でわかった首都直下地震に備えよ」
大阪北部地震の発生で、専門家が口をそろえて指摘するのが、「今後数十年以内に南海トラフ地震が発生する」というものだ。だが、それだけだろうか。今回の地震発生のみならず、日本列島そのものがきわめて活発な地震地帯であることは間違いないようだ。東海大…