福山雅治の「スペシャルムービー」が3月16日に公開され、話題を呼んでいる。
今年2月に故郷である長崎県の魅力を伝える「NAGASAKI BLUE ISLANDS PROJECT」のナビゲーターに就任した福山。スペシャルムービーは、同プロジェクトの動画第一弾「体感、長崎の島。」で、594もの島を持つ日本一の島の県、長崎の魅力を余すことなく伝えることを目的に制作された。
「福山の魅力が詰まった5分弱の動画です。福山の顔のドアップと、本人みずから語りかける姿が男前すぎる仕上がりになっています。来年50歳とは思えない若々しさですが、内容はこれまで『役になりきる』ことを実践してきたことから、『島になりきる』ことが重要だと語る福山が、文字通り島と一体化していく姿を紹介していくという実にユニークなもの。壱岐の猿岩、対馬の浅茅湾、五島列島の高浜、蛤浜、大瀬崎灯台などに次々“変身”する様を合成動画で作っているんですが、合成された実際の場所に、ファンなら、“聖地巡礼”ツアーしたくなるような出来栄えですね」(芸能ライター)
福山といえば、電撃婚以来、女性ファンが減少し、ファンの新規開拓が急務とも言われている。鳴り物入りで始めたインスタグラムも、フォロワー数32万人余と、往時の勢いからすると物足りない感は否めない。とはいえ、今年は、名匠ジョン・ウー監督がメガホンを取った2月公開の映画「マンハント」の主演、3月21日放送の民放ラジオ101局特別番組での菅田将暉とラジオ初共演、そして、4月11日スタートの連続ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系)の主題歌でもある新曲「失敗学」の発表など、新たな挑戦も続いている。意表を突いた長崎県のPR動画でもって、若年ファンの掘り起こしとなるか、注目されるのである。
(塩勢知央)