一目瞭然の変化が視聴者をザワつかせてしまった。
4月23日に放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で、番組が誇る史上最強の弁護士軍団の席が4つから3つになっていることが話題になっている。
以前までは北村晴男弁護士、菊地幸夫弁護士の間には大渕愛子弁護士が着席していたが、昨年8月に大渕弁護士は依頼人からの着手金を不当に受け取ったとして1カ月の懲戒処分を受けて以降、番組出演を自粛していた。以降、前回の番組までは大渕弁護士の復帰を待つかのように空席のデスクがあったのだが、今回の番組ではそれ自体がなくなり、3人の弁護士がスペースを詰めて座っていた。
あまりにわかりやすい景色の変化に、視聴者からも「大渕さん、結局復帰せずか‥‥」「ついに大渕弁護士が抹消された」といった声が上がっている。
「大渕弁護士は昨年8月に1カ月の業務停止処分を受けてからテレビ出演を自粛。産休明けにテレビ出演を再開させるか検討していたという大渕弁護士ですが、3月27日にブログを更新。レギュラー番組への復帰はしないことを明言しています。その理由は自身が犯したことにけじめをつけるということ、育児中心の生活で限られた仕事の時間を弁護士業務に充てることを挙げていましたが、今回の完全に“抹消された”雰囲気には視聴者も違和感を覚えてしまったようです」(エンタメ誌ライター)
違和感の1つに、大渕弁護士がいなくなったことで弁護士軍団は3人とも男性弁護士になってしまったこともあるという。「新たな女性弁護士をすぐに呼ぶべき」「大渕は自業自得だが、絵的に華はあったということだな」など、番組に対するコメントにも男3人のむさ苦しさを早急に解決すべきという声が少なくなかった。
ともかく、今回の模様替えで、大渕弁護士を再び「行列」で見ることはこの先もなくなったと思うべきだろう。
(田中康)
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