9月11日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で、奇妙な光景が流れた。いるはずの人がいないことになっているのだ。
「大渕愛子弁護士の席が空いているのは、1カ月の弁護士業務停止処分を受け、そのまま産休に入ったことによる空席です。8月7日放送回から登場していません。それよりも奇異に映ったのは、いちばん司会者に近い席に座っていた女優の高畑淳子が、紹介されることもなく、ひと言も発しないまま番組が終わったのです。息子で俳優の高畑裕太が逮捕される前に収録されたのでしょう。高畑の後ろの席にフットボールアワー・後藤輝基とアンジャッシュ・渡部建が座っており、彼らを映すとどうしても見切れるため、完全に存在を消すことはできなかったのだと思います。出演こそしているものの声ひとつ聞こえない、珍しい登場でした」(芸能ライター)
この放送に対して、ネット上には「不自然極まりない」「母親は関係ないと思うが」「大笑いしている姿を見せるのもどうかと思うし無難な選択」など、さまざま意見が寄せられている。
「この番組は、過去にも出演者が選挙に立候補するなどで編集を余儀なくされたことが何回もありましたからね。スタッフにとっては、いい迷惑には違いありませんが、手馴れた作業なのかもしれません」(週刊誌記者)
いなかったことにされた高畑こそが、今、いちばん弁護士に相談したい立場なのだろうが。