業界人からの評価は高いが、なぜか視聴者から嫌われる!?
坂上忍とHKT48の指原莉乃がMCを務める新バラエティ番組「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系・22日スタート)の初回収録後の囲み取材が4月6日に行われた。昨年6月と10月に放送し、このほどレギュラー化が決まった同番組。今取材で指原は「芸人さんの隣りは多くなってきたけど俳優さんの隣りは初めて」と、俳優・坂上とMCを務めることは初めてと説明。
そのうえで指原は坂上について「とにかく台本への書き込みがすごい。今まで出会ったMCの方の中でダントツ。ほとんど真っ黒。それにいつもびっくりしている。私も見習って台本に丸しようかな」と、今まで共演したMCたちの中で一番台本への書き込みが多いことを明かし、坂上の努力家な一面を暴露している。
「最近ではあのマツコ・デラックスも『芸能界で一番スゴいと思う人』を聞かれ、坂上の名前を挙げていました。マツコはテレビの企画で家を買ったりと、私生活をさらす坂上のタレントとしての覚悟を絶賛し、『この人にはかなわない』と感じたそうです。また、MCに限らず、出演者の1人だとしてもどうすれば番組が盛り上がるかを研究して立ち振る舞っているからこそ、スタッフ側としても起用したくなりますよね。怒っているように見えるシーンも多いですが、番組の空気に緊張感を持たせたい時にはあえて怒っている演技をすることも明かしています。バラエティに重きを置く俳優だからこそできる演出だと思います」(エンタメ誌ライター)
ただ、業界人からの評価は高い一方で、世間からは批判されることは日常茶飯事で、売れっ子の芸能人の中では最も炎上する頻度が多い。
「4月2日に放送されたバラエティ特番『FNS番組対抗 オールスター春の祭典 目利き王決定戦』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が、共演者であった新川優愛を泣かせる一幕がありました。新川の宝物の20年以上も大事にしているくまのプーさんのタオルを『うわ、すげえ年季入ってる。え、汚ねぇ!』とけなし、新川が泣いたというバラエティにありがちな流れでした。視聴者からは『人の宝物をバカにするなんて最低』『自分だって大事にしているものにいちゃもんつけられるとキレるくせに』『坂上の毒舌は腹が立つ』『仲がいい共演者にだけひいきしたコメントをしている感じがあるから嫌い』といった本気で坂上にイラっとしたという書き込みがネット上に多数見られています。こういったストレートな感想をぶつけるのも坂上の持ち味ですし、炎上するほどでもない事案ですが、アンチも着実に増やしていますから、少しでも叩ける材料があれば炎上してしまうのも坂上ならではなんでしょうね」(前出・エンタメ誌ライター)
だが、この程度の炎上であれば、話題にもなるため、むしろテレビ局側としてもウェルカム。だからこそ、レギュラー番組も増え続ける一方。そこももちろん坂上も計算したうえでのことかもしれない。坂上アンチは炎上させることで坂上にオイシイ思いをさせていることを十分に理解して批判するかを考えてほしいところだ。
(佐伯シンジ)