おいおいおいっ、行列に並んでみたら聞こえてくるのは中国語ばかり。割り込み、マナー違反は当たり前。あげくにお目当ての高額お宝グッズまで買い占められて、気づけば中国のサイトで闇転売‥‥。こんな光景がもはや日本でも常態化しつつある。不埒千万な中国人を撲滅するため、その実態を徹底調査。“盗っ人”のようなやり口に、もうこれ以上、我慢できるか!
「中国人グループが転売目的で商品を買い占め、店側と揉めているケースを何度も目撃しています。業務に支障を来す事態も発生し、今後は業務妨害罪の適用を考えるべき。いつまでも日本で好き勝手にマナー違反されるのは、気分がいいものではないでしょう。今のところ商品を買い占めてネット上で転売する行為は、法的には問題ありません。それでも高島屋と同じようなケースはたびたび聞く話です」
こう憤るのは、10年以上にわたって転売事情をウオッチしているライターの吉岡幸二氏だ。
吉岡氏が指摘する「高島屋と同じようなケース」とは、京都高島屋(京都市下京区)で起きたお宝人形の「買い占め」騒動のことだ。
画家の故・中原淳一氏のデザイン画を再現した「ロリーナ」という女の子の人形(1体12万4200円)が100体限定で受注販売されたのは3月31日のこと。開店前からデパートの周辺では、約200人が限定グッズを求めて行列を作っていた。
だが、高島屋側では、この限定商品について、客1人につき2体まで購入可能としたため、例えば先着50人が2体ずつ購入を希望した時点で販売は終了するはずだった。ところが、支払い時に「事件」は起きた。地元記者はこう説明する。
「販売員が複数のカウンターで購入手続きをしようとしたら、先頭に並んでいた中国人と見られる男性が『この人の分も払う』と言って、次々と並んでいた人の整理券を受け取りだしたんです。並んでいたのも中国人ばかりだったようで、カウンターは中国語が飛び交っていました」
つまりリーダー格の中国人が、50人の中国人を並ばせて、ファン垂涎のお宝人形を買い占めてしまったのだ。目撃証言によれば、中国人たちはバス2台に分乗し、そのまま行列の先頭に並んでいたというから始末が悪い。結局、「中国人」は総額1242万円ナリを支払い、お宝人形は日本国外へ。「盗っ人」のごとく奪い去られた限定商品は、購入できなかったファンの気持ちをあざ笑うかのように、あろうことか、すぐに中国のネット通販サイトで転売されていたのだ。これには、日本のロリーナ人形のファン以外からも怒りが大噴出。
「ロリーナの人形は、『スーパードルフィー』と呼ばれる精巧な作りで、中国でも人気が高い。転売された通販サイトでの価格は9680元(約16万4000円)で、100体全て完売すれば400万円も儲かることになるのです」(前出・地元記者)
ハナっから「転売目的」で中国人の「仲間」を並ばせて、買い占めたのは明白だろう。この一件が報じられると、ネット上では、〈めちゃくちゃ腹立つ〉〈転売集団ひどい〉〈戦慄する〉など、「中国人」男に対する怒りの言葉であふれ返った。
どうやら、かの国はわが国の領土のみならず、日本のお宝グッズまで根こそぎ略奪しようとしているのである。
くしくも、5月には東京の日本橋高島屋で受注販売が予定されており、対抗策を練らなければ、再び“無軌道ぶり”が繰り返されるおそれがある。ところが、今のところ具体的な対抗策を講じる様子はまったく見受けられないのだ。
「先着順から抽選に方法を変えても転売屋は並ぶ人数を増やして、1つでも多く限定商品を手に入れます。日本にいる転売屋グループは主に中国人、韓国人、日本人に分かれていますが、圧倒的に幅を利かせているのが中国人グループ。潤沢な資金力と、並ぶ人を集める動員力は抜きん出ています」(前出・吉岡氏)
中国人のモラルゼロの野心は「転売市場」でもやりたい放題なのである。