4月17日付の日刊スポーツが、7月期のフジテレビ月9枠に、上戸彩が内定したと報じた。記事によると上戸は、2010年と11年に放送されたテレビドラマ「絶対零度」(フジテレビ系)シリーズの流れを汲んだ作品に出演するという。
「『絶対零度』は、上戸演じる刑事が、未解決事件を紐解いていく1話完結タイプのサスペンスドラマです。月9といえば、ここ数年は苦戦続きで、唯一、成功したのは続編モノの『コード・ブルー』(フジテレビ系)だけ。そのためフジは、再び過去の人気シリーズを引っ張り出してきて、視聴率の回復を図ろうとしているのでしょう」(テレビ誌記者)
「絶対零度」の平均視聴率は、シーズン1が14.4%、シーズン2が13.1%と、当時としては、そこまで高い数字ではない。そのため爆死の可能性が囁かれており、さらに過去のシリーズで描かれたあるシーンが、いまだに問題視されているという。
「過去に放送された同ドラマの中で、ホワイトボードに事件の容疑者が貼り出されるシーンがありました。しかしなぜか、そこに並べられた名前は『小渕』『海部』『三木』といった歴代の首相の名前ばかりだったのです。これには視聴者から『日本の首相を侮辱しているのでは?』と苦情が殺到。そのため7月からの新作でも、日本を貶めるような演出があるのではないかと懸念する声が、一部視聴者から上がっているのです」(前出・テレビ誌記者)
現在、長澤まさみですら、主演ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)が1ケタと苦戦する中、上戸は月9で結果を残せるだろうか。