AKB48グループによる「AKB48選抜総選挙」が、6月16日に開票を迎える。
今年はタイ・バンコクのBNK48、台湾・台北のTPE48など、海外姉妹グループのメンバーにも門戸を解放し、「AKB48 世界選抜総選挙」として開催されるのだ。昨年に3連覇を達成したHKT48の指原莉乃や選抜メンバー常連のAKB48・柏木由紀、NMB48・山本彩らが出馬を辞退。過去に1位に輝いたAKB48・渡辺麻友のグループ卒業もあり、下馬評では開票イベントの開催地であるナゴヤドームのある愛知・名古屋を拠点とするSKE48勢の躍進が期待されている。
その一方で、にわかに注目を集めているのが、タイ・バンコクを拠点とするBNK48勢だという。アイドル誌編集者はこう語る。
「“世界選抜総選挙”となる今年の『総選挙』の注目は何と言っても海外姉妹グループ勢です。中でもBNK48は過去にリリースした3枚のCDの売れ行きが好調。しかも、近年はタイ自体の経済成長が著しく、立候補しているメンバーも日本に比べて少ないことから、人気メンバーへの票集中も予想されて存在感を放ちそうです」
今年の「総選挙」は“タイ旋風”が波乱を呼ぶか。
(しおさわ かつつね)