芸能

ひょっこりはん、初始球式で「ノーバン」投球もメディアは“無視”の理由!

 大ブレイク中のお笑い芸人「ひょっこりはん」が5月29日、セパ交流戦の幕開けとなるヤクルト・ロッテ戦にて、人生初の始球式に登板した。今回のセパ交流戦では女優の綾瀬はるかがアルパカの着ぐるみで可愛らしく踊るテレビCMも話題になっており、始球式に着ぐるみが出てきた時には綾瀬の登場を期待したファンも多かったようだ。ただひょっこりはんが顔を出してガッカリかと思いきや、人気芸人の出現に客席からも歓声があがっていたという。

 そのひょっこりはんは、ひょっこりした体型とは裏腹に、中高ではソフトテニスに熱中。都道府県対抗全日本中学生大会には滋賀県代表として出場しており、インターハイへの出場経験もあるという。今回は着ぐるみ着用のため、振りかぶることができず、右手だけでの手投げだったが、みごとにノーバウンドでキャッチャーに到達。本人も90点と評する出来だったが、その様子を伝えるニュースが他のタレントとは大違いだったのだという。

「芸能人が始球式でノーバウンド投球を披露した場合、ニュースの見出しには『ノーバン』の文字が躍るもの。ところが今回は『着ぐるみで始球式』といった見出しばかりが目立ち、『ノーバン』という単語を使うメディアはわずか数社に過ぎませんでした。もしこれが綾瀬だったら、ほぼすべてのメディアが『綾瀬はるかノーバン!』と報じたことでしょう。やはり始球式での“ノーバン”が話題になるのは女性芸能人に限るようです」(週刊誌記者)

 そんな「ノーバン始球式」だが、野球ファンを中心に「そんな言葉遊びで目を惹こうとするのは邪道」「今さら誰も引っかからない」との批判も少なくない。だがメディアが「ノーバン」にこだわるのには理由があるというのだ。

「意外かもしれませんが、今でも『ノーバン』の見出しに『おっ!』と目を奪われる人は少なくありません。特にネット系メディアに慣れていない中高年の男性が、スポーツ情報サイトの見出しに気を取られるケースが多いのです。そのため投球がノーバウンドでなかった場合でも『綾瀬のノーバン見られず』と無理やりこの単語を使う手法が一般化。最初に『ノーバン』表記を使った人がエラかったということでしょうか」(前出・週刊誌記者)

 しかしひょっこりはんの“ノーバン”には誰も期待していなかったというわけか。次回の始球式ではぜひ、渾身の「ひょっこりはん!」を披露してもらいたいものだ。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論