土曜昼の情報番組「王様のブランチ」(TBS系)のMC・谷原章介と新川優愛が3月いっぱいで番組を卒業することが先日発表されたが、その後任をアンジャッシュの渡部建とモデルの佐藤栞里が務めることとなった。
番組プロデューサーは渡部の起用理由について、「グルメはもちろん、音楽やスポーツにも精通し、あらゆる情報を敏感かつ的確に伝えられる」と、番組にマッチした人選だと期待を寄せる。また佐藤については、周囲にも癒しを与える抜擢の笑顔が一番の決め手とだったようだ。
ところが、新MC発表に世間の反応は決して歓迎ムードというわけではない。
「10年に渡り番組MCを担ってきた谷原は、卒業理由を主な視聴者層が10代後半から20代後半というデータをあげ、『自分の役割が終わりに近いことを感じていました』と話していました。しかし、渡部も谷原と同じ44歳。タイプが違うとはいえ、キャスティングが疑問視されています。また、モデルの新川には不向きだったとの声もあっただけに、同じくモデルの佐藤が抜擢されたことにも首をかしげる人が多かったようですね」(エンタメ誌ライター)
番組史上、男女MCの同時交代は初。番組内容を一新するなど、制作陣には奮起を期待したいところだ。
(本多ヒロシ)