2018年、人気芸人が女性シンガーと相次いでコラボしている。世界進出を果たして者同士の夢タッグといえば、ピコ太郎(古坂大魔王)とももいろクローバーZ。ピコ太郎はももクロのために、「PPAP」の姉妹曲を書き下ろしているのだ。
「ももクロといえば演歌やロック、ヘヴィメタやアニメ、プロレスほか、ジャンルの垣根を超えてトップに上りつめたボーダレスアイドル。ピコ太郎とは、彼が昨年3月6日に東京・日本武道館で開催した初のワンマンライブに、玉井詩織&有安杏果(現在は脱退)&高城れにのユニット『マス寿司三人前』としてゲスト出演してからの縁です。その時に交わした約束を、およそ1年後に叶えたわけです」(エンタメ誌ライター)
ももクロは現在、子ども向けプロジェクトユニット「ももくろちゃんZ」として、Huluの知育番組「ぐーちょきぱーてぃー」にレギュラー出演中。この4人組のために、ピコ太郎がコラボ曲「Vegetable」を作詞・作曲、古坂が編曲を担当した。「PPAP」がアップル(りんご)やパイナップルといった果実だったため、こちらはベジタブル(野菜)というわけだ。
そんなピコ太郎の芸歴や功績の足元にも及ばないが、昨秋から今年にかけて大忙しだった「キングオブコント2017」準優勝者のにゃんこスターも今春、女性シンガーとの初コラボで歌手デビューしている。
「1月期の月9ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)のオープニングテーマ『Goサインは1コイン』です。アーティスト名義は『カフェラテ噴水公園 feat.にゃんこスター』。そもそもは“カフェラテ噴水公園”というソロシンガーで、16歳のトコロダニアミちゃん。彼女が、デビュー曲でにゃんこスターと手を組み、作詞はアンゴラ村長が担いました」(前出・エンタメ誌ライター)
早稲田卒のインテリガール、アンゴラ村長。ガチで交際している相方のスーパー3助とも、「海月姫」の第8話(3月5日)で役者デビューしている。ピコ太郎、にゃんこスター。全盛期に比べるとテレビ出演は減少し、あらゆる手を尽くして生き残っていこうと必死のようだ。
(北村ともこ/写真:パシャ)