スポーツ

金本監督の緊急補強案で愛弟子・大山悠輔もスタメン落ちへ

 打率1割6分台まで沈んだ大スランプ状態は脱出したものの、大山悠輔が苦しんでいる。金本知憲監督は打線全体を指してだが、「見ての通り」とボヤき、大山個人のことを聞くと、ムッとした表情を見せてから、「よくなってると思うんだけど…」と言うだけだった。

「金本監督にも責任はあると思う。大山は昨秋キャンプからずっと二塁の練習をさせられ、今春キャンプ後半、いきなり、『三塁・大山、二塁・鳥谷』の配置換えを決めました。三塁のほうが守備の負担が少ないということで、大山の打撃に期待してのコンバートでしたが、大山、鳥谷の両方が打撃不振に陥ってしまいました」(在阪記者)

 コンバート失敗は結果論としても、金本監督の大山への期待が高かったぶん、ガッカリ感も失意も大きかったようだ。

「4番を予定して獲得したロサリオをついに二軍に落としました。球団は外国人選手の緊急補強を否定していません。一塁を守れる選手を探していますが、状況次第では三塁手になるかも」(前出・在阪記者)

 つまり、いつまでもガマンして大山を使い続ける気はないというわけだ。また、こんな情報も交錯している。外国人選手の調査はロサリオの好不調に関係なく、常に行っていること。新助っ人を獲得する方向だが、それだけではチーム打率リーグワーストの打線は上向きにならないので、「もう一人、獲る」。その一人とは、現在、独立リーグで再起をはかる村田修一だと──。

 思えば、大山は即戦力投手の1位指名を推す球団上層部の進言を蹴ってまで獲得した選手。情報部を宥めたのは金本監督だ。そういった経緯を思うと、金本監督は大山を一人前に育てる義務がありそうだが…。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論