小説家でタレントの室井佑月が6月6日、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、周囲を敵に回すような過激な持論を展開している。
昨今は、俳優の斎藤工が「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)でサンシャイン池崎の“全力モノマネ”に挑むなど、バラエティー番組における二枚目役者のお笑い面での奮闘が目立つ中、室井は「オジサンでおもしろくないヒトって頭悪いよね。おもしろいオジサンって頭いいもん」などとコメント。共演者のお笑いタレントで俳優の大竹まことも「一番悪いのは、自分のことをおもしろいって思い込んでるオジサンだよね」と同調し、“オジサンとしての観点”からも世間のオジサンへ苦言を呈している。
「室井による独特な持論には周囲も引き気味といったムードとなり、その場には69歳の大竹もいたことから、ネット上では『室井佑月って何様なんだ?』『大竹まことに向けて言ったようにも聞こえるが、なぜか大竹は当然のように“おもしろいカテゴリー”に入ってると思い込んでる』『テレビで変な持論を繰り広げるオバサンもオバサンだが…』『男性差別もはなはだしい』『よくオジサンタレントの隣で堂々と言えたな』との反応があふれました。室井なりの体験談から出た発言なのか、単なるイメージで語ったのかは定かでないものの、やや配慮に欠けたコメントと言われても仕方ないでしょう」(テレビ誌ライター)
誰がおもしろいか、おもしろくないか、といった判断には正解がなく、基本的には各々の主観で決まることが多いため、それを“頭の良さ”とリンクさせるのは少々無理があったのかもしれない。
(木村慎吾)