6月28日深夜、サッカーW杯ロシア大会の決勝トーナメント進出がかかる日本VSポーランドの試合が行われた。決勝トーナメント出場がかかる試合とあって、日本国中が大熱狂。結果は0対1で敗北したものの、今大会初めて導入されたフェアプレーポイントの差で、日本は辛くも決勝トーナメント出場を決めた。
後半のラスト10分。負けているのに攻めなかった日本の戦術には、ファンの間で賛否が巻き起こり、海外メディアからも酷評されることになったが、日本のファンがこぞってブーイングを浴びせたのは、サムライブルーの選手たちではなく、報じたフジテレビの実況だ。
「この大舞台に抜擢されたのはベテランの西岡孝洋アナでしたが、試合開始前からとにかく『引き分け以上で』を連呼。勝ちに行くのではなく、引き分け狙いの戦術を推奨しているかのような物言いでした。さすがに度を超した『引き分け』発言に、ネット上では試合開始直後から批判の声が殺到。『引き分け、引き分けって、勝つために試合している選手に失礼!』『前半から“引き分けでも”と連発するフジのアナ、すぐに交代しろ! 聞いてて不愉快』『フジテレビの実況アナウンサー、二度と出てくるな』など叩かれまくっていました」(週刊誌記者)
放送前には「今回の実況にすべての思いを込めたい」と意気込みを語っていた西岡アナ。しかし、視聴者に届いたその“すべての思い”が「引き分け以上」を意味していただけだったとすれば、アナウンサーとしては大惨敗だったと言えるだろう。