畑岡と山口こそ国内戦は限られるが、「トミーアカデミー」の合宿に特別参加しパワーアップを図った日体大2年生の河本結(20)も注目の的だ。「昨年のプロテストに合格し、下部ツアー4勝で賞金女王。レジェンド中嶋と合宿でラウンドをした経験を生かし、ジャンプアップを狙う。河本は下部ツアー2戦2勝だったジャンボ軍団の原(英)との再戦を楽しみにしていた」(スポーツ紙記者)
河本のライバルは1歩先を行く初シード組ばかりではない。
「昨年、“ツヨカワ”でブレイクした三浦桃香(20)との広告塔対決も見逃せない。3月2日には恒例の『日本女子プロゴルフツアー開幕イベント』のトークショーに小林会長と17年賞金女王の鈴木愛に交じって出演し、今季はキャロウェイの新商品のPRアンバサダーにもそろって就任した。同学年の仲よしコンビとはいえ、昨季の後半にストーカー騒動や腰痛で失速した三浦にとってはリベンジのシーズン。『賞金ランク5位以内』を目標にする河本に負けてはいられないでしょう」(ツアー関係者)
ただ三浦には「プロテスト合格」の試練も待ち構えている。今季から開催時期や出願枠が変更となり、激戦が予想されるからだ。スポーツ紙デスクによれば、
「現役の高校3年生にまで資格が与えられたため、8月下旬からスタートし、最終試験が11月になった。今季ツアーで優勝してしまえば、LPGAの正会員資格も手に入るとはいえ、大きなプレッシャーのかかる1年になるでしょうね」
プレー以外でも注目を集めるのは人気女子ゴルファーの宿命だが、CMでも初競演する三浦と河本が新規に加わったキャロウェイ軍団との激突が楽しみなのがサマンサ軍団だ。
「華やかなウエアを提供するサマンサタバサと所属契約する香妻琴乃(26)の復活劇は大きいね。昨季は大好きな酒を控えてダイエットに成功し、悲願の初Vの美酒を味わったが、今季はさらに体が締まり、シンプルなスイングに改造。ボディの回転時のS字ラインが際立っている。特に腰のくびれが戻り、夏場のヘソ出しショットが待ち遠しいね」(カメラマン)
両グループのセクシー抗争は見どころ満載で、
「サマンサ軍団のおっぱい番長こと原江里菜(31)もQT1位からシード復権に燃えていて、ショットのあとの豪快な揺れは健在。キャロウェイ軍団にしても、エースの上田桃子がハワイのハードトレでヒップアップし、ショットの精度に自信を深めている。アラサーでただ一人、東京五輪強化指定選手の8人に選ばれるだけあり、自慢のデカ尻も磨かれて悩ましいばかり(笑)」(カメラマン)
ギャラリーの喝采を集めるのは、香妻のくびれか、上田のヒップか。