視聴率が思わしくないという評価から一転、マニアなオトナが楽しめる番組として、ジワジワ浸透しつつあると言われるバラエティ番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)。7月2日放送回では、ゲストであるYOUのトークに乗っかる形で妻、鈴木保奈美との馴れ初めを披露。
7月9日放送回では、ゲストの水道橋博士がかつて土地を買ったところ、兄弟子であるダンカンに「オウム真理教道場予定地」と看板を立てられていたエピソードを披露。奇しくも7月6日にオウム事件の死刑囚のうち7人が死刑を執行された直後であり、編集でカットすることも、ピー音で消すこともなく放送され、どちらも話題となった。
昨今の“縮こまる番組作り”に苦言を呈してきた石橋がMCだからこそ、エッジの効いた中身となっているのかもしれないが、悲しいかな、エッジでは仕事は続かないようだ。
「7月11日発売の『週刊新潮』が、『たいむとんねる』を年内で終了させる方向で、局内で話が進行中だと報じています。とにかく、視聴率が悪いんです。工藤静香を登場させた初回が3.9%。2回目のDJ KOOが2.9%。3回目の千原ジュニアが3.0%。マニアな大人が楽しめると評価されるようになったあたりの7回目、石橋が江夏豊と野球談義に花を咲かせた回も、2.8%と大惨敗でした。いくら制作費を抑えているとはいえ、とにかくフジテレビとしては結果がとれなければどうしようもありません。打ち切りの話が出てしまうのは仕方ないかもしれません」(芸能ライター)
今後は芸能事務所の社長として、所属する鈴木保奈美に頑張ってもらうことになるのかも?