まさかそんな発想があったか?
乃木坂46が7月6日から8日までの3日間にわたり行ったアニバーサリーライブ「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」。今回のライブは東京・明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2会場同時開催という初の試みとあって、メンバーたちは会場間を行き来してパフォーマンスし、両会場を盛り上げたが、初日の6日公演は今までの乃木坂の野外ライブの中でも稀有な大雨だったこともあり、メンバーたちはずぶ濡れになりながらのパフォーマンスが続いた。メンバーにとってはかなり過酷なライブになったことだろう。
ただ、そんな中で、8月8日に発売される21stシングル「ジコチューで行こう!」でセンターを務める人気メンバーの齋藤飛鳥は、雨の中での野外コンサートならではの独自の楽しみ方を見出していたようだ。
「齋藤は初日の終盤のMCで、野外ライブがあまり好きではないことを説明していましたが、ステージ上に水たまりができていたこともあって、『この水(溜まりを)蹴ると前の方のファンの方まで届きそうなんですよ。お客さん濡らせる!みたいな。そういう楽しみ方もできるなって』というアイドルらしからぬ発言をして、ファンを笑わせていました。齋藤といえば、2014年に行われたクリスマスライブで、ファンに向けたキュンキュンフレーズを言うはずが『どうせお前らクリスマス過ごす相手いねえだろ!』と、毒を吐いていましたが、ちょうどこのあたりを境に毒舌キャラでブレイク。最近はそんな毒舌発言も減りつつありましたが、齋藤のこういったドS発言はファンは求めていますから、現地のファンからも『(水を)かけてー!』という叫び声が至るところから上がっていましたね」(アイドル誌ライター)
この齋藤のドS発言にファンからは「飛鳥にかけてもらえるとかご褒美だろ」「さすが飛鳥だわ。これぞ飛鳥なりの神対応」「いくら出せばかけてもらえますか」といった声が見受けられている。
「2年前に神宮球場で行われたバースデーライブでは水鉄砲を使って、ファンに水をかけまくる演出も非常に好評でしたね。何だかんだ言って、実際に齋藤は水溜まりを蹴ってファンに水をかけることはありませんでしたが、機会があればぜひやってほしいと熱望するファンも多いようですね」(前出・アイドル誌ライター)
2年前の夏に初めてセンターに抜擢された真夏の全国ツアーでは、もともと積極的に前に出るタイプではなかったこともあり、締めの挨拶などを担当するも、たどたどしさが目立っていた齋藤。今年は約2年ぶりの夏シングルでのセンターということもあって、7月21日からスタートする全国ツアーでも齋藤が引っ張っていくことは間違いないが、今回は2年前とは違い、生き生きとライブを楽しむ彼女の姿が見られそうだ。
(石田安竹)