「極小ビキニを着けて尻撫でHポーズまで…」
長い下積みを経て、ついに紅白初出場を果たしたももいろクローバーZは、明るく、激しく、楽しいライブパフォーマンスで老若男女から支持されている。が、その“成長過程”では、一部マニア限定向けの“パフォーマンス”をしていた時代もあったのだ。
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「こんにちは。佐々木彩夏です。平成8年6月11日生まれ、8歳です」
生年月日がまったく一緒! 面影もそのままであり、今をときめく、ももクロの「あーりん」こと佐々木彩夏(16)の幼少時で間違いない。
映像は04年に発売された「Very Little!」(心交社)というDVDで、登場する3人の幼女のうちの1人があーりんというわけである。ももクロが結成される4年前のことだ。グループ最年少のあーりんではあるが、DVDの活動時期はさらに幼い。
DVDをもう少し再生してみよう。
体操着姿でアスレチックの遊具に挑戦するあーりん。白いTシャツに小豆色のブルマーをはき、縄で編み込まれたクモの巣状ネットを必死で登る彼女の下からカメラが迫るのだ。
無邪気に子供が遊具に興じている場面であるがゆえに、お尻の割れ目のラインに形成されるシワなどをアップで映すカメラワークには違和感を感じてしまう。
さらには、何度も着替えをして登場するあーりんなのだが、年相応の幼児体型だというのに、薄いグリーンの極小ビキニを着てシャワーを浴びるシーンは、グラドル顔負けの演出。水が滴るビショビショのお尻がやはりアップで映り、食い込んだパンツの上から彼女が自分のお尻をスリスリとなで上げるのである。
「お勉強では国語が好きです。特に音読が得意です」
と、あーりん自身は笑顔を見せて屈託なくしゃべっているのが切ない。
すでに廃盤になった作品だが、ももクロ人気が高まっただけにマニアを中心に再注目されているようだ。
アイドル評論家の林憂歌氏が語る。
「あーりんといえば、グループ内でのイメージカラーはピンクですが、私服でもピンクを徹底し、万人がイメージするアイドル像を保っているブリブリキャラです。問題の作品が制作された04年当時は、宮崎あおいを頂点とするジュニアアイドルブームが下火となり、より低年齢の女の子に際どいことをさせるロリータDVDが数多くリリースされた時代でした。もちろん、本人に“エロい作品”という意識はなかったでしょうが」
同作の中であーりんは、
「将来は、今テレビに出ているアイドルみたいにステキな女の子になって、テレビや雑誌に出れるようになりたいです」
と夢を語っている。
下積みはムダじゃなかったと信じたいものだ。