お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓が9月6日、自身のツイッターアカウントを更新し、“炎上タレント”の末路について言及している。
〈炎上はその時はいいんだけどねぇー〉と切り出した鈴木は続けて、〈いろんな他の番組に出た時視聴率が下がるんだよねぇ。本当に嫌いになる人もいてスポンサーにクレームしたりねぇ。するとテレビに呼ばれなくなるんだよねぇ〉と綴り、炎上を引き起こすような振る舞いが原因でテレビ出演オファーの減少につながる可能性があることを示唆。SNSへの批判的な書き込みにとどまらず、スポンサーへクレームを入れる視聴者の存在を明かした。
事実、鈴木は2012年に「逃走中」(フジテレビ系)に出演した際、ハンターから逃げ延びなければならない制限時間をフルにクリアすることなく、途中で“自首”という手段を選びおよそ130万円の賞金を獲得。同企画ルールの許容範囲内における行動ではあるものの、消極的な姿勢に対して多くの攻撃的なリプライがツイッターを介して寄せられてしまったのだ。同じく芸人のとろサーモン久保田かずのぶが先日、同じ番組内で共演したユーチューバー・ヒカキンを挑発するような振る舞いを見せたことでプチ炎上騒動に発展していたことから、炎上芸人の先輩として鈴木も黙ってはいられなかったのかもしれない。
鈴木は続けて〈その時は盛り上がっていいけど。俺知ってんだァ。後々きつくなるのよ。でも応援してるよ〉とも綴り、今後試練に直面する可能性のある久保田への間接的なエールを送った。
特殊な経験に基づいたツイートを展開した鈴木に対しては、「これは深イイ話で話すべき案件ですよ」「鈴木さんだからこそ言える忠告」「経験者の言葉は重いですね」との反応が集まっており、「タクちゃん頑張れーー」といった温かい返信も寄せられている。
肝心の久保田はプチ炎上した「逃走中」放送後、自身のツイッター上に批判的なリプライを飛ばす一般ユーザーに対して〈おいよく聞け。逃走中は終わった〉などと挑発のツイートを投稿していたこともあるが、“先輩”鈴木のアドバイスは響いているのだろうか。とろサーモンの今後のキャリアが平和的なものであってほしいところだが、はたしてどのような展開が待っているだろうか?
(木村慎吾)