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大坂なおみ、殺到する「スポンサー企業」の実名を錦織圭との対比で読み解く!

 全米オープンテニスで日本人初のグランドスラム大会優勝を果たした大坂なおみに、スポンサー契約が相次いでいる。全米オープン開幕の8月26日にはシチズンのブランドアンバサダー就任を発表。また、凱旋帰国を果たした9月13日には、日産自動車のブランド大使に就任し、日本を代表するスポーツカーの「GT-R」贈呈が決まった。さらに別の分野でも新たな契約が見込まれているという。スポーツ系ライターが指摘する。

「今回の凱旋帰国で、大坂はロサンゼルス発のANA便で帰国しました。プロテニス選手は文字通り世界を飛び回っており、男子テニスの錦織圭ではJALがオフィシャルパートナーとなっています。それゆえ大坂に関してはライバルのANAが、錦織と同様のパートナー契約を結ぶのではないでしょうか。その大坂を巡っては錦織と契約できなかった企業が殺到している状況です」

 錦織は現在18社とスポンサー契約を結んでおり、業種も多岐にわたっている。その錦織と比較すると、大坂に群がるスポンサーの内訳が鮮明になってくるというのだ。

「日産との契約はライバル企業のトヨタのみならず、外国メーカーも出し抜いた形。錦織はジャガーとの契約で『XE KEI NISHIKORI EDITION』というオリジナルモデルも用意されていますし、日産としては大坂を外国メーカーに取られてなるものかという決意だったことでしょう。腕時計ではスイスのタグホイヤーが錦織と契約しており、こちらでもシチズンが並み居る海外の高級ブランドを抑えての契約に成功。シチズンは25年にわたって全米オープンの公式タイムキーパーを務めており、そこで大坂が優勝したのはシチズンにとっても象徴的な出来事なはずです」(前出・スポーツ系ライター)

 そして注目はやはり、アディダスとの年間850万ドルにも及ぶ巨額契約の噂だ。スポーツ系ライターが続ける。

「錦織もかつてはアディダスと契約していましたが、ウェアについては11年からユニクロに変更し、シューズ契約も昨年からナイキになっています。大坂はアメリカ国籍も持ち、アメリカ企業のナイキやアンダーアーマーが食指を伸ばしていたのは確実。大坂の憧れであり、決勝で対戦したセリーナ・ウィリアムズもナイキと契約していますし、アディダスでは大坂との契約を継続するために、契約金以外の部分でも多大なサポートを約束しているはずです」

 なお、錦織と大坂の両方と契約しているのは、所属契約を結んでいる日清食品と、イメージキャラクター契約のWOWOWのみ。日本テニス界ではこの2社が最大の勝ち組なのかもしれない。

(金田麻有)

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