芸能

池田エライザが語る「超極貧下積み時代」が大衆の心に“刺さる”理由

 貧乏時代を振り返るモデル池田エライザからは、他とは一線を画す“芯の太さ”が感じられた。

 近年は映画やドラマにも立て続けに出演し、女優としての評価も高めつつある池田が映画「億男」のプロモーションを兼ねた取材に応じると、その模様が10月14日配信の「クランクイン!」ニュースによって伝えられている。

 宝くじの当選によって突如3億円もの大金を手にした男の珍道中を描く最新作において、経済力を指標に男を格付けするパーティー好きな“港区女子”のあきら役を演じた池田は、同作を「お金の存在をいろんなことに置き換えられる映画」と表現し、「自分が日頃悩まされている苦しみの正体がいったいどういうものなのか。それを見極めるキッカケをくれる」とコメント。

 一方で、池田自身の下積み時代は“億男”からは縁の遠いものだったようで、「お金の無い時代のことは絶対に忘れません。その時代に何を求めて、どういう精神状況に陥ったのか。それを覚えておくのが、その時の私への誠意だと思ってます」と話し、カバン一つで上京したことや、所持金が足りずにカレーうどんを泣く泣くあきらめたエピソードなどが明かされるも、そんな苦労時代も「楽しかったです」と明るく振り返る。

「人生で最も高い買い物も約100万円のギターだと紹介し、現在の音楽活動にも役立つ未来への投資にもなっています。フィリピン生まれ福岡県育ちという彼女のようなハーフモデルといえば、実家が裕福なパターンが多く、潤沢な仕送りを受けながら“下積み”ナシの新人時代を過ごす女性も散見されますが、池田の場合はしっかりと自分の力で着々と歩みを進めている印象です。最近では映画『みんな!エスパーだよ!』や『チェリーボーイズ』など、艶やかな役柄を演じて大胆な肌見せを敢行することも多く、タフな彼女の女優業への意気込みも感じられます。ネット上でも『ただ可愛いだけではないエライザさん。マネージャーさんからの仕事の依頼にいつでも応えられるようにしていると聞きました』『このコメントが本当なら応援したいと思う』『カレーうどんの話はすごくリアルで切なかった。これからも初心を忘れずに過ごしていける人だと思う』など、庶民の感覚を忘れない姿勢に好意的な反応が多く寄せられています」(テレビ誌ライター)

 過去にはハーフという境遇が原因でいじめられたこともあったという池田。だが、様々な苦労が重なり合うことで、現在の快進撃の動力源になっているということだろうか。

 抜群の容姿と変に細過ぎないプロポーション、そして等身大の女性を演じるリアルな演技力を武器に次々と新作のオファーが舞い込む彼女も、まだ22歳。貧乏時代を絶対に忘れないことが、あの時の“私への誠意”と語る池田の今後の活躍に大いに期待したいところである。

(木村慎吾)

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