10月19日発売の「フライデー」が、女優・のんと大手芸能プロダクション「レプロエンタテインメント」が和解したと報じた。しかしレプロはこの報道に対し、和解を否定しているという。
「記事によると、のんはこれまでの騒動の詫びを入れる形で事務所を訪れ、関係修復に向けて動き出したとのこと。さらに来年放送される宮藤官九郎脚本のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演プランも進行中だというのです。しかしこの報道に対しレプロは、のんとの面談は認めたものの『何ら解決には至っておりません』と否定的な見解を表明しています」(芸能記者)
さらにレプロは「当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります」と、のん側の週刊誌へのリークを疑うコメントを発表し、和解には不穏な空気が漂っている。
そんなのんは、レプロと契約をめぐってトラブルになって以降、活動が狭まりながらも、彼女のペースで女優や音楽活動などを続けてきた。それがここにきて和解に動き出したのには、様々な要因が重なっている可能性があるという。
「のんはここ数年、ドラマや映画に出られない日々が続いていましたが、先日やっと『LINE NEWS』初のオリジナル連続ドラマ『ミライさん』の主演をつかみました。しかし作品自体が不人気で、ドラマファンの間でもほとんど話題にならず終了となった。その一方、NHK朝ドラ『あまちゃん』にて、当時はのんの脇だった橋本愛は、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演が決まるなど、大きな差が付いている。また、のんは音楽活動にも力を入れていますが、9月30日に開催予定だった日比谷野外大音楽堂でのライブは、台風で中止。女優業だけでなく音楽活動もうまくいかないことで、いよいよ心が折れてしまったのかもしれません。そんな中、前事務所を辞めて一時は芸能界追放とも噂された真木よう子が、9月にレプロと契約した途端、すぐにNHKドラマの主演が決定し、改めて事務所の力を見せつけました。これらの事態が重なったことで、のんは個人での活動に限界を感じ、レプロに詫びを入れるしかないという決断に至った可能性があります」(前出・芸能記者)
はたして、のんが事務所と和解し、表舞台に戻る日はやってくるのだろうか。