モデルの藤田ニコルが10月21日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、新居と車の購入意思があることを告白。羽振りの良さと同時に増税のタイミングを見計らう堅実さも見せつけている。
“にこるん”こと藤田ニコルといえば、バラエティ番組から引っ張りだこの状態が続く人気急上昇中の“おバカタレント”として君臨し、自身のオリジナルアパレルブランドも立ち上げてしまう好調ぶりだが、ことお金の使い道に関しては意外にも慎重な性分が垣間見られた。
2019年10月1日より消費税が10%に引き上げられることから、「毎日働いていて何か大きなものに残しておかないといけないなと思って。家を買いたいです。(消費税が)8%から10%になる前に買ったほうがいいかなと」と増税前の新居購入をほのめかすと、「お得になるのかどうか。(増税する2019年10月より)前がいいのか、後ろがいいのか」と語り、揺れる胸中を明かした。
「かなり儲かっているんでしょうね。にこるんは母親にもすでに車をプレゼントしたと明かしており、現在は『普段の私はタクシー移動なので自分用に買ったほうが得なんじゃないかなぁ』と話し、マイカーの購入を検討している段階のようです。新居の購入については、司会の爆笑問題・田中裕二から『予算はどれぐらい?』との質問を受け、『いや、言わないですけど』とケムに巻きましたが、視聴者を引かせてしまうほどの金額なのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
売れっ子モデルが自身のアパレルブランドを新設する流れは古くからの鉄板パターンのようにも思えるが、にこるんの背中を頼もしく後押しし続けるのは241万人ものツイッターフォロワーの存在だろう。
「ダレノガレ明美もそうですが、ツイッターやインスタグラムのフォロワー数がかなり多いモデルが自分でブランドを立ち上げると、固定ファンによる購買も手伝って、とんでもない稼ぎを長期にわたってキープできるパターンが多いです。2人とも200万人を軽く超えるフォロワーを抱えており、自社ブランドから新作を出すたびに無料で200万人に向けて広告ツイートを打てますからね。広告費ゼロで“200万人のにこるんファン”という購買意欲の高い見込み客に対して新商品の訴求ができるというのは一昔前ではあり得ないことでした。ツイッターもインスタグラムも何もない時代に比べて、固定客へ何度も能動的に広告を読ませることができるのはSNSを駆使した現代のインフルエンサーの強みでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
“おバカキャラで稼ぎ、そのお金はスマートに使う”。20歳の藤田ニコル、恐るべしである。
(木村慎吾)